江戸川乱歩推理文庫 26

著者 :
制作 : 平井 隆太郎  中島 河太郎 
  • 講談社
3.69
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本棚登録 : 29
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061952263

感想・レビュー・書評

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  • 乱歩作品には紙面稼ぎと思われる冗長な部分が多数見られるが、本作は常に話が転がっていた。

  • 講談社の江戸川乱歩推理文庫、やはりこの表紙は素晴らしい。
    神保町でゲット。

    描写やシチュエーションが実にエロチックだが本書はかなり
    好みの描写多し。

    愛するが故に殺してしまう。あの明智小五郎をして、「あなたという
    人がわからない」と言わせる内容。
    事件は解決されても、結局は本人の内面が
    分からないというどこか高村「冷血」にも通じる
    明智シリーズでもかなり異色の結末なのではないだろうか。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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