サイテーなあいつ (わくわくライブラリー)

著者 :
制作 : 垂石 真子 
  • 講談社
4.14
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本棚登録 : 16
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061956957

感想・レビュー・書評

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  • みんなとうまくやれないソメヤ。今なら発達障害という括られ方をするタイプだよね。90年代あたりから目立つようになったのかな?
    カオルがいい子をやめ問題児となっていく感じがわかりやすかった。
    ソメヤが伊豆のカオルに会いにいってちゅきと伝えるところ、良かった~。
    不覚にも泣きそうになった!

  • 本作品は新美南吉児童文学賞を受賞し、産経児童出版文化賞に推薦。

    小学校のクラスの中のいじめを取り上げ、子供同士の友情や親子のかかわり合い、あるいは学校教育について考えさせられる内容。

    愚図で幼稚ないじめられっ子・ソメヤと仲良くしたばかりに、クラスのみんなからいじめられ始めた女の子・カオル。そんな中での二人の関係の変化、特に幼稚ながらも次第に成長を見せるソメヤの努力とカオル自身の心の成長が感動的だ。

  • 小学生の頃に読んで、今でも記憶に残っている作品。そめやとかおるちゃんがクラスメイトに似ていたのを覚えている。また読みたいからメモ。

  • ドラマ化決定!!なんちて。
    大人から見て賢くて自立した子って、実は察しが良くて手をかけてもらえなかった子だったりもするのかも。
    子どもであることを許されず、大人びてしまった子。
    今そんな子や、かつてそんな子だった大人がいっぱいいそうな気がした。

  • 私が子どもの頃にも居た居た、こんな子…
    場の空気が読めなくて、友達になりたいのにうまく表現できなくて、
    すぐ暴れたり、汚いこと(鼻くそを飛ばすとか)をしたり。
    クラス中の嫌われ者で、先生もあまり関わろうとしない…
    たまたま隣の席になったカオルは、はじめはすごく嫌だったんだけど、気の強さとやさしさで、ソメヤに勉強を教えたりしていくうち、
    だんだんソメヤの事が分かり始めていた。
    カオル事態、家庭に問題を抱えてて、寂しい気持ちが分かったのかもしれない。
    そんな様子を見ていたクラスの子は、「ソメヤとカオルは仲良し」とからかい始め、いつの間にかカオルもクラスの仲間はずれになっていた…
    もともと気の強いカオルはソメヤを武器に、周りの子と戦っていくことに…
    クラスでいじめられてる子、嫌われてる子に出来るだけ関わらないようにするのは、弱肉強食の動物の防御本能なのかもしれないけど、カオルのように、勝気で思いやりのもてる子がいたら、今の子供達も変わっていくのかもしれない。

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著者プロフィール

花形 みつる(はながた みつる)
1953年、神奈川県生まれの児童文学作家。1998年『ドラゴンといっしょ』(河出書房新社)で野間児童文芸新人賞、2000年『サイテーなあいつ』(講談社)で新美南吉児童文学賞、2001年『ぎりぎりトライアングル』(講談社)で野間児童文芸賞・日本児童文学者協会賞受賞。その他の著書に『遠まわりして、遊びに行こう』『しばしとどめん北斎羽衣』、『荒野のマーくん その受難』(偕成社)などがある。

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