- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061956957
感想・レビュー・書評
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小学生の頃に読んで、今でも記憶に残っている作品。そめやとかおるちゃんがクラスメイトに似ていたのを覚えている。また読みたいからメモ。
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ドラマ化決定!!なんちて。
大人から見て賢くて自立した子って、実は察しが良くて手をかけてもらえなかった子だったりもするのかも。
子どもであることを許されず、大人びてしまった子。
今そんな子や、かつてそんな子だった大人がいっぱいいそうな気がした。 -
私が子どもの頃にも居た居た、こんな子…
場の空気が読めなくて、友達になりたいのにうまく表現できなくて、
すぐ暴れたり、汚いこと(鼻くそを飛ばすとか)をしたり。
クラス中の嫌われ者で、先生もあまり関わろうとしない…
たまたま隣の席になったカオルは、はじめはすごく嫌だったんだけど、気の強さとやさしさで、ソメヤに勉強を教えたりしていくうち、
だんだんソメヤの事が分かり始めていた。
カオル事態、家庭に問題を抱えてて、寂しい気持ちが分かったのかもしれない。
そんな様子を見ていたクラスの子は、「ソメヤとカオルは仲良し」とからかい始め、いつの間にかカオルもクラスの仲間はずれになっていた…
もともと気の強いカオルはソメヤを武器に、周りの子と戦っていくことに…
クラスでいじめられてる子、嫌われてる子に出来るだけ関わらないようにするのは、弱肉強食の動物の防御本能なのかもしれないけど、カオルのように、勝気で思いやりのもてる子がいたら、今の子供達も変わっていくのかもしれない。