つるばら村の三日月屋さん (わくわくライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 356
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061957015

作品紹介・あらすじ

つるばら村のくるみさんは、やっと駅前にお店を出せるようになりました。赤い屋根の小さなお店で、「三日月屋」というパン屋さんです。あいかわらず、村の動物たちが、パンを注文にやってきます。くるみさんのパンは、心がこもっているので、みんな、おいしいにおいに、ウットリ。「つるばら村の三日月屋さん」は、そんな村のなかまに、毎日、いろいろなパンをやきつづけているのです。「つるばら村」シリーズ第2弾!


心ゆたかになる、あたたかいファンタジー。

くるみさんは、駅前に、やっとパン屋さんをひらきました。きょうも、おいしくって、ふわふわしたパンをやいています。

つるばら村のくるみさんは、やっと駅前にお店を出せるようになりました。赤い屋根の小さなお店で、「三日月屋」というパン屋さんです。あいかわらず、村の動物たちが、パンを注文にやってきます。くるみさんのパンは、心がこもっているので、みんな、おいしいにおいに、ウットリ。「つるばら村の三日月屋さん」は、そんな村のなかまに、毎日、いろいろなパンをやきつづけているのです。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりこのシリーズ好きです。
    動物達が愛らしくて、気づいたらニコニコしながら読んでました。
    パンも美味しそうで、かなり癒やされました。

  • 「つるばら村のくるみさんは、やっと駅前にお店を出せるようになりました。赤い屋根の小さなお店で、「三日月屋」というパン屋さんです。あいかわらず、村の動物たちが、パンを注文にやってきます。くるみさんのパンは、心がこもっているので、みんな、おいしいにおいに、ウットリ。「つるばら村の三日月屋さん」は、そんな村のなかまに、毎日、いろいろなパンをやきつづけているのです。「つるばら村」シリーズ第2弾!」

  • うさぎさんやらきつねさんのまほうがすごいなーと思った。
    ※図書館で借りた本

  • つるばら村シリーズの2作目。つるばら村の駅前に念願の「三日月屋」を開いたくるみさん。そのパン屋さんには一風変わったお客さんが来て、変わったパンを注文します。
    みそを使ったキュウリのサンドイッチ、お月さまの光を入れたバターロールエトセトラ。くるみさんが作ったパンの描写がどれもおいしそうでおいしそうで。お客さんたちがまた可愛らしい。
    くるみさんとねこのニボシのやりとりもいちいちかわいい。癒される本でした。

  • 前作から引き続き読んだ。
    くるみさん、駅前にお店を持ててる!
    今回は短い季節に合わせたお話がたくさん入っていて、雑誌で1話ずつ読めたら素敵だろうな、と思った。(実際に連載していたようですね)
    パン屋さんって発酵に時間がかかるから、朝もとても早くて大変だけど、くるみさんはお客さまが頼めば大急ぎでその人のためにパンを焼いてあげて、働き者だなあと感心してしまう。
    甘いパンが多いので、次はフランスパンとかも登場させて欲しいなと思った。

  •  宅配パン屋さんだったくるみさん、念願のお店を駅前に出します。
     相変わらずパンがすごくおいしそう。
     私、パン大好きなので、この本に出て来るパン、みんな食べたい。自分の住んでるところにこのパン屋さんあったら、絶対常連さんだよー。

     てか、くるみさん、動物のお客さんい出会うたび、カエルがケーキを焼く? とかってビックリしてるけど、自分の飼い猫のニボシちゃん、普通に人間の言葉喋れるんじゃん!

  • 飼い猫が喋るのに他の動物が喋ったら驚くというくるみさんに矛盾を感じつつもほっこりするつるばら村のお話はやはり好き。くるみさんが全てに対して快く応じないところも、パン代が梅の実ときいてがっかりしちゃうところも、人間らしくて好ましい。

  • 小学生の頃にかってもらったもの。
    パン屋さんの話。
    世界観や雰囲気が大好き。
    夢のきっかけ。

  • 自然の恩恵のこと、自然とともにいきること。むしょうにクロワッサンが食べたくなる。今晩はクロワッサン。作者がパンを食べまくったエピソード好き。

  • シリーズ2作目
    くるみさんがお店を出して1周年を迎える話

    くるみさんのパン屋さんには動物や鳥、ケヤキの木の精や、春風までもが来店してくれるので想像力が豊かになる。
    第一話のキツネが木の葉でうす緑色のカーテンをかけてくれて、最終話で結婚するキツネがまたカーテンをピンクのつるばら色に掛け替えてくれたのが素敵。

    わたしも星のペンダントが欲しい。

    【読書時間 46分】

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著者プロフィール

岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさまや」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると 愛犬・太刀と暮らした16年』(以上、講談社)などがある。


「2023年 『ゆうすげ村の紙すき屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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