つるばら村のはちみつ屋さん (わくわくライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 239
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061957046

作品紹介・あらすじ

ナオシさんは、つるばら村の笛吹き山のふもとに暮らし、養蜂を営んでいます。毎日ていねいに作業して、おいしいはちみつを作っています。そんなはちみつを求めて、不思議なお客さんがナオシさんのもとへやってきます。パン屋のくるみさんのボーイフレンド・ナオシさんのゆかいな日々を描く楽しい物語。「つるばら村」シリーズ第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • つるばら村シリーズ、このお話もこどものためのお話ながら、細かいところまでよくよく描いていることがすばらしいです。あとがきによるとモデルとなる方との出会いがあって、そこからお話ができていると。季節感もたっぷり詰まった素敵なお話でした。

  • 養蜂家のナオシさんのお話。くるみさんとニボシも時々でてきます。
    季節を巡り、いろんなお客さんが蜂蜜やみつろうを求めてやってきます。ほのぼのあったかいお話です。
    ご飯を炊く時に蜂蜜を少しいれると、蜂蜜の酵素でご飯がより甘く美味しく炊けるって本当かな?!やってみたくなります。

  • 「ナオシさんは、つるばら村の笛吹き山のふもとに暮らし、養蜂を営んでいます。毎日ていねいに作業して、おいしいはちみつを作っています。そんなはちみつを求めて、不思議なお客さんがナオシさんのもとへやってきます。パン屋のくるみさんのボーイフレンド・ナオシさんのゆかいな日々を描く楽しい物語。「つるばら村」シリーズ第5弾。」

  • 《図書館》【再読】ハチミツ屋のナオシさんが、主人公。つるばら村を又、読みたくなりました。

  • つるばら村シリーズ。
    今回の主人公は養蜂家のナオシさん。

    養蜂家の仕事は謎に包まれていて、私が知っているのは最後にはちみつを集めるところくらい。
    ナオシさんの目を通してみると、天気や環境に気をつけていて、まるで子育てをしているように思いました。

    今度ご飯を炊く時に蜂蜜を入れてみようと思います。

    天狗の話が面白かったです。

  • 今回ははちみつ屋さんのナオシさんが主人公。
    くるみさんはパンばかりだったけれど、ナオシさんはおにぎりやコーヒー、お布団まで出てくる。
    くるみさんはナオシさんのことを、「お前」とか呼んできて口が悪い!とまだ好きじゃなかった。
    でもナオシさんから見ると、くるみさんは素敵なコンサートに誘いたい女性なんだなあ。
    「あとがき」では作者の養蜂家への想いが書かれていて、そういえば「はちみつのパン」も2回も登場したものな、と思ったりした。

  • 今回は、ナオシさんが主人公。
    ナオシさんのハチミツ、おいしいのだろうなぁ。
    ミツバチを大事にする気持ちも暖かくて好き。
    くるみさんを意識している感じもほほえましい。

  •  つるばら村シリーズ、今回ははちみつ屋のナオシさんのお話です。
     でも、イラスト見たら、私が想像してたのと、だいぶ風貌が違ってた。
     この方のイラストは、想像よりも年齢が年上に見える感じがしますね、前作もでしたけど。
     あと、ナオシさんの一人称、「おれ」なんですね。
     何かこういう童話に出てくる男性て、「ぼく」て感じがするから、ちょっと違和感。。。

  • 自然と共存して養蜂が成り立っていることをしみじみ感じました。はちみつの大切さもわかりました。
    いっぴきの蜂が生涯に集められる蜜はスプーンに半分ですって!びっくり。
    といってもファンタジーとメルヘンなのでお説教くさくなく
    ほのぼのしています。
    動物や不思議なモノたちとの触れ合いが楽しいです。

  • 養蜂家と山や森の生きものが出会う。小学生向けの本だけれど、楽しいひと時を過ごせた。

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著者プロフィール

岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさまや」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると 愛犬・太刀と暮らした16年』(以上、講談社)などがある。


「2023年 『ゆうすげ村の紙すき屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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