みさき食堂へようこそ (わくわくライブラリー)

  • 講談社
3.74
  • (14)
  • (26)
  • (25)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 262
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061957343

作品紹介・あらすじ

みさき食堂は、ちょっとふしぎな食堂です。たべたいものがあるけど、わけがあってたべられない人が、ときどきやってくるのです。あなたがたべたかったあの料理、つくります。小学中級から。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふしぎな食堂だと思いました。

  • みさき食堂、不思議な食堂です。

    3人の女の子それぞれの視点から語られる3つの話でできています。

    相手のことをよく知らずに嫌いになったり、思っていることをすぐ言葉にできなかったり。
    きっと共感できることがあるはず。

    中学年ぐらいの子におすすめ。

  • 食さ後悔してたり、心につかえた事があった時、その関係する食べ物を思い浮かべたら、みさき食堂のおばあちゃんとたまみちゃんの所に飛んでいき、相手の気持ちを知る…。児童書だけど、言いたいことを言えない気持ちが伝わる物語。ちゃんと、もえちゃん、みおちゃん、林さんの話が完結するのもいい。小学生にオススメ。たまみちゃんの物語も読みたい。

  • トモ…を借りようとして「食堂」に反応して手に取った。
    さきっぽ岬の古めかしいミサキ食堂。
    ぶわりぶわりと風が吹くと、不思議なお客さんがやってくる。

    短くて読みやすい本だけど、ギュッといろんなことが詰まってる。
    どこかがヒリっとする感じ。
    考えてるのに「ぼんやり」と言われてしまうもえ。
    お母さんのおにぎりを捨てられた記憶。
    転校する前の大事な親友への想い。
    ゆっくり暖かいものを飲みたくなる。

  • この本は、変わった人たちがみさき食堂につれていかれるお話です。ココアやお茶などのゆげから、ふつうは見えないものが見えて、前にあったことを思い出させました。そしてほしい食べ物をおばあちゃんが作ってくれました。それを食べて、元々いた場所にもどって、楽しく終わりました。

  • 図書館本。岬のさきっぽにあるみさき食堂。ここにはちょっとした行き違いから友達を憎く思ったり、言い過ぎてしまったりした人が時空を超えてやって来ます。

  • みさきしょくどうはふしぎなしょくどうだと思った。
    ※図書館で借りた本

  • 2022.08.20

  • サクッと読める短編3つ

    お話しのパターンは同じだけど
    それぞれに想いがあってみさき食堂へきた
    背景がある。
    人の気持ちは時にすれ違ってわからないこともある

    働き者のおばあちゃん長生きしてたまみちゃんと
    ずっと一緒にいてあげてほしい

  • 心がほっこりするような。

全37件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

香坂 直
『走れ、セナ!』で、2004年第45回講談社児童文学新人賞佳作、2006年第16回椋鳩十児童文学賞を受賞。2007年『トモ、ぼくは元気です』で、第36回児童文芸新人賞を受賞。『みさき食堂へようこそ』などの作品がある。

「2013年 『YA! アンソロジー エール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

香坂直の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
柏葉 幸子
ジョン・クラッセ...
まはら 三桃
tupera t...
柏葉 幸子
魚住 直子
ヨシタケ シンス...
中田 永一
ヨシタケシンスケ
室井滋
市川 朔久子
加藤 休ミ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×