つるばら村の魔法のパン (わくわくライブラリー)

  • 講談社
4.24
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本棚登録 : 233
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061957374

作品紹介・あらすじ

はじめは宅配のみだったパン屋さん「三日月屋」も、駅前の赤いトタン屋根のお店になってからは、くふうをこらした、季節感あふれるおいしいパンを、いろいろ生みだしてきました。「三日月屋」ももうすぐ十周年。くるみさんは、十周年のお祝いに、どんなパンをつくるのでしょう。さあ、今日もふしぎなお客さんがやってきます。小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • うさぎが毛布にくるまって、寝そべって星空を見上げてるのが可愛すぎて…

    それにしても、こんなに美味しそうなパン屋さんなのにあんまり繁盛してないのは、くるみさんがお人好しすぎるからかな。

    そんなくるみさんにもついに幸せがやってきましたね。

  • つるばら村シリーズ、ついに最終巻!

    もちろん最後は、パン屋のくるみさんの話です。
    私の実家は岩手県に近い宮城県なので、読んでいると懐かしい景色や空気を思い出すことがよくありました。
    今回登場した「がんづき」は私も大好きで、コロナが収まったら宮城へ食べに帰りたいです(私は黒いがんづきと同じくらい、白くてしっとりしたがんづきも大好きです)。

    このシリーズを読み始めた頃は、子供が1人では読めなくて読み聞かせをしていましたが、今では苦もなくスラスラと読めるようになりました。

    これからは茂市さんの他の本も読んでみたいです。

  • 久しぶりの「つるばら村」のパン屋さんのお話です。
    くるみさんのつくるパンは、どれも美味しそうです。
    ここのパン屋のモデル?になったのが「ア・ラモート」というケーキ屋さんだと、あとがきにありましたが驚き&納得!です。
    「ア・ラモート」の林檎や胡桃のパウンドケーキは、ふんわり甘くて、しっとりやさしくて、くるみさんが焼くパンみたいだから!

    残念なことに、「つるばら村」のお話は、これでひとまず終わりだそうです。
    私は、このすてきな世界のすてきな仲間たちが大好きでした。

  • 動物が人に化けてパンを買いに来る。不思議な世界。

  • つるばら村シリーズ最終巻!ついに読み終わってしまった。1巻の頃からもう10年経ってる。
    イラストレーターも初期の頃の人に戻っていて懐かしい。
    やっぱりパンの美味しそうな描写とくるみさんの食への物凄い探究心が良い。
    はちみつやさんのナオシさんとの関係も、そろそろ結婚しているかと思ったら、あんまり進展していなくて気をもむ(笑)。
    シリーズで登場したキャラクターたちもちょっと出てくるのでうれしい。

  • くるみさんが最後になおしさんと結婚しておわるとは。

  • くるみさんのパン、食べてみたいなー。
    ほっこり温かくておいしそう。
    だから、人間も、人間以外も、優しいお客さんがやってくる。
    このシリーズは、これで完結のようで残念だけど、くるみさんのパン屋さんは、ずっと心に残る。

  •  つるばら村シリーズの完結編です。
     原点に返ってくるみさんの話です。
     だからなのか、イラストが中村さんに戻ってます。くるみさんの話のときは中村さんのイラストてことなのかな。

     それにしても、くるみさん、お店開いて7周年で、ようやく貯金が貯まって屋根を赤いレンガに出来そう…て、まぁお話の世界だからこれでいいんだろうけど、ローンとかそういう概念のない世界観なんだな、と。

  • やはりくるみさんのお話、読ませます。
    これで最後、シリーズ完結。
    私はまだあと2冊読んでいないけれど、もうスッキリしているので引き続き読むかどうかは悩むところ。

  • どのパンにまつわるエピソードも温かくて心が癒されます。

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著者プロフィール

岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさまや」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると 愛犬・太刀と暮らした16年』(以上、講談社)などがある。


「2023年 『ゆうすげ村の紙すき屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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