- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061957459
作品紹介・あらすじ
好評の「日曜日」シリーズ。音楽室、理科室、図書室、給食室、保健室、体育館に続く第7作目は、図工室の仲間たちのおはなしです。
今日は日曜日。図工室の仲間たちは、のこぎりが作った貯金箱でもりあがっています。ただひとり、ねんどでできたきょうりゅうは、ずっと窓の外を見て、なにかを待ちわびているようです。
そこに、小さなライオンが移動動物園からにげてきました。小さなライオンはじつはネコ。もうライオンのすがたになるのがいやだというので、みんなで移動動物園へ行き、園長さんにうったえることにしました。そこで、きょうりゅうが出会ったのは……。
「ひとりぼっち病」になっていたきょうりゅう。でも、図工室の仲間たちをあらためて見て、大切なことに気づきます。
感想・レビュー・書評
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図工室において行かれたかわいそうなきょうりゅうがライオンねこをきっかけで生まれ変わるというというところが心の中に残りました。
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ライオンねこがかわいい
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図工室にネコライオンという猫が飛び込んできた。ネコライオンは動物園から逃げ出してきたようで、はじめて見る図工室のみんなに少しおびえていた。でもしばらくしたら仲良くなった。
ネコライオンは本当は普通のネコなのに動物園の人が段ボールでたてがみをつけて無理やりネコライオンという動物にしたので、ネコライオンは動物園が嫌になって逃げてきた。
そこに動物園の飼育員さんが学校にネコライオンを探しに来た。
ペカソは自分に布を被せて腕をつけて人に変身した。
ペカソは飼育員さんを追い返そうとしたけど、そのとき雨が降ってきて、顔のペンキが溶けてドロドロになってしまった。顔がドロドロになったのを観て飼育員さんは驚いて逃げ出した。
顔がドロドロになるなんてどんな気分なんだろうと思った。 -
面白い本が読みたいという子どもに、日曜日シリーズは間違いないと伝えたい。
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今回は図工室。なかなかオカルトチックで子どもには刺激大(笑)移動動物園とお客さんの見開きページがおもしろい♪
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せんねん町のまんねん小学校の図工室で、のこぎりとパレットが工作をしていると、とんかちがケチをつけてきました。
はさみ、のり、がばんが、集まってきましたが、きょうりゅうは、さみしそうに窓の外を見ています。
きょうりゅうは、むかし図工の授業で作ってくれた男の子が持ちに来てくれるのを、ずっと待ち続けているのです。
はさみと、とんかちは「あきらめがわるいやつ」と言いましたが、がばんは「あきらめないことも大事じゃないか」と言ってくれました。
すると図工室に、一匹の小さなライオンがあらわれました。
みんなは、食べられてしまうんじゃないかと大騒ぎです。
でもこのライオンは、実は・・・。 -
日曜日の小学校の図工室、セロテープやのりや石膏像など、図工室の道具たちがおしゃべりをはじめます。そこへ、小さな動物園から逃げ出したライオン刈りされたネコが逃げ込んできます。
こんな紹介文だけで、いろいろ想像できるかと思いますが、楽しいお話でした。登場人物(??)が関西弁なのも雰囲気を盛り上げます。
シリーズで音楽室や図書室・理科室などあります。
小学校の低学年の子にオススメ。高学年でもジョークの好きな子は、楽しめるのでは。