たんじょう会はきょうりゅうをよんで (わくわくライブラリー)

  • 講談社
3.55
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本棚登録 : 88
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061957817

作品紹介・あらすじ

父さんにもらったハガキで、ほんかくてきなしょうたいじょうを作って、ほんかくてきな部屋のかざりつけをして、母さんにもほんかくてきなりょうりをたのんでおいた。じゅんびはかんぺきだ。──本文より。
郵便屋さんの手違いでたんじょう会にきょうりゅうがやってきた。でも、
「まちがいだから帰ってください、なんていえない。それはきっと、ほんかくてきじゃない。」
それにきょうりゅうは初めてのパーティに出席するためにマナーを勉強してきたらしくて、とてもお行儀が良いのだ。でもきょうりゅうがケーキを食べるとたいへんなことがおこって……。

 「れいぎ正しくすること」は、「ほんかくてき」なことで、ちょっと背伸びをするような、ステキなことだと思って楽しんでいる、ぼくときょうりゅう。

たんじょう日という子どもにとっては一番のハレの日を舞台に、マナーを大切にすることが、ちょっと「ほんかくてき」でわくわくすること、お友達ともっと仲良くできるステキなこととして可愛らしく描かれています。新鮮な視点に大人もはっとさせられる楽しい作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 恐竜くんは優しかった!

  • 6:11

  •  たんじょう会のしょうたいじょうが、何かのまちがいできょうりゅうのところにとどいたみたいで、ぼくの家にきょうりゅうがやって来た。
     とりあえず家にあがってもらったけど、友だちたちはみんなこわがって帰っちゃった。

     しかたがないのできょうりゅうとふたりでたんじょう会をすることに。
     

  • 手違いで誕生会にやってきたきょうりゅう。礼儀正しくてなんだかにくめない。オチもまたよいですね。

  • ちょっとビックリだけど こんなきょうりゅうくん、誕生日パーティに来てほしい♪ (〃∇〃)ノ由☆

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著者プロフィール

1983年、群馬県桐生市生まれ。東京大学教養学部卒業。『サナギの見る夢』(講談社)で第49回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。『ミステリアス・セブンス―封印の七不思議』(岩崎書店)で第7回ジュニア冒険小説大賞を受賞。『カエルの歌姫』(講談社)で第45回日本児童文学者協会新人賞受賞。その他の作品に、『シンデレラウミウシの彼女』『スペシャルQトなぼくら』(講談社)、『給食アンサンブル』(光村図書出版)、『七不思議探偵アマデウス!」(静山社)、「ミッチの道ばたコレクション」シリーズ(偕成社)「なのだのノダちゃん」シリーズ(小峰書店)ほか多数。


「2023年 『YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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