- Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061957886
作品紹介・あらすじ
ある日、大好きな飼いネコのポロが病気にかかった。
死にそうになっていたポロを、ロボットの開発エンジニアのお父さんとお母さんが、ポロをロボットにして助けてくれた。
体はロボットだけど、心は前のポロなはず。
でも、乱暴な口をきいて、以前のポロとはちがうみたい。
えっ?本当はそんなこと考えていたの?
こんな気持ちになるなら、ロボットになって話すネコになってほしくなかった。
愛するペットがロボットになっても、愛情はかわらない?
動物と人とのつながりを考えさせられる物語。
感想・レビュー・書評
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生命とは?心とは?そんなことを考えさせられる物語。児童書だけど大切なことを教えてくれるとても良い本です。
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人間のエゴと、命の大切さ、変化を受け入れることの大切さを教えてくれます。
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かわいがっていたねこのポロが、病気でもうすぐ死んでしまう。悲しがる卓に、ロボットの研究をしている両親がポロをロボットにできるかもしれないと言った。
ポロとずっと暮らせるならと、お願いをしてロボットのポロをむかえた卓だったが、ポロが思っていたとおりのねこではないことに落胆する。
思わずポロに「出て行け」と言ってしまった卓。 -
命ってなに?生死の操作って簡単にしていいことなの?
考えさせられるお話でした。 -
かわいい挿絵だが、内容は生とは、死とは?を考えさせるものだった。
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《図書館》【再読】実家の猫れおが、亡くなったら、ロボットにできるかなあ。又、逢いたいなあ。
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相手の本当の気持ちを知って萎える時がある。でもそれは勝手に自分が理想の相手を思い描いていたから。予想以上に深いとこついてる児童書。
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ぼくのネコ、ポロが、重い病気になった。もうすぐ死んでしまうポロを前にして悲しむぼくに、父さんは今研究している方法を使えばポロのこころを残せると話す。
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死にそうになっている飼い猫ポロの心をロボットにうつし、生かすという話。動物を飼うこと、生きること、テーマは深い。高学年くらいの子にこそ読んでほしい。