桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

著者 :
制作 : 川村 湊 
  • 講談社
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本棚登録 : 1560
レビュー : 208
  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061960428

感想・レビュー・書評

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  • この作品を読んで「桜」に対するイメージが変わりました。

    美しいものに秘められた妖しさに人は魅了されるのでしょう。

  • 電子ブックで読了。

  • 表題作のみ読了。
    なんというか不思議な雰囲気。

  • 引き込まれた。

    …花の下では風がないのにゴウゴウ風が鳴っているような気がしました………

  • 「青い文学シリーズ」でたまたま表題のアニメを見、原作を読んだ方が面白そうに思ったため、青空文庫さんにて表題のみを読了。女の危なげな美しさと満開の桜の情景のコントラストが、綺麗で怖い。桜の魔力。

  • 「桜の花が咲くのだよ」
    「桜の花と約束したのかえ」
    「桜の花が咲くから、それを見てから出掛けなければならないのだよ」
    「どういうわけで」
    「桜の森の下へ行ってみなければならないからだよ」
    「だから、なぜ行って見なければならないのよ」
    「花が咲くからだよ」
    「花が咲くから、なぜさ」
    「花の下は冷めたい風がはりつめているからだよ」
    「花の下にかえ」
    「花の下は涯がないからだよ」
    「花の下がかえ」


    「都ではお喋りができるから退屈しないよ。私は山は退屈で嫌いさ」
    「お前はお喋りが退屈でないのか」
    「あたりまえさ。誰だって喋っていれば退屈しないものだよ」
    「俺は喋れば喋るほど退屈するのになあ」
    「お前は喋らないから退屈なのさ」
    「そんなことがあるものか。喋ると退屈するから喋らないのだ」
    「でも喋ってごらんよ。きっと退屈を忘れるから」
    「何を」
    「何でも喋りたいことをさ」
    「喋りたいことなんかあるものか」

    東松照明の桜が似合う

  • 春、桜が咲く時期になると決まって
    読みたくなる。
    今こうしているうちにも
    桜の花びらはひそひそと
    降り積もっているのだろう。

  • 桜の森の満開の下、夜長姫と耳男、みたいなちょっと気味悪い話はすごくツボだったけど、歴史小説系はわたし自身が苦手なせいか眠くなるくらいだった。

  • つめたい虚空の只中で、もう怖れの支配さえ亡くしてしまう

  • 丁度よい感じの短編小説でした.
    桜に対する印象を少しだけ変える作品です.

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著者プロフィール

1906年、新潟生まれ。評論家、小説家。おもな著作に『風博士』『堕落論』『白痴』など。1955年没。

「2019年 『復員殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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