泉に聴く (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

  • 講談社
4.29
  • (9)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 87
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061960756

作品紹介・あらすじ

"暗黒と苦悩を持つ者は、魂の浄福と平安を祈り希う"若き日のドイツ表現主義の芸術と文学の体験。その後の長い模索と挫折。戦争-肉親の死。「死の側」にたたされ、自然の生命の美に開眼した日。敬虔、静謐-独自の画境を豊饒に展開する美の旅人・東山魁夷、その精神の遍歴。旅する心と祈りがみずみずしく迫る達意のエッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私にとって絵を描くということは、誠実に生きたいと願う心の祈りであろう。

  • ある時期、東山魁夷というひとの画に、ずいぶんと救われたことがあります。

  • ほしい

  • こころが静かになれる本

  • 絵は一瞬見ただけで伝えようとしていることが
    なんとなく分かる。

    絵に表したメッセージを言葉にしようとすると、
    こんなにも言葉を要するのか。

    東山魁偉さんの著作を読むたびに
    いつも私は思う。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1908年横浜に生まれる。31年東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科卒業。33-35年ドイツ留学。69年文化勲章受章。74年日展理事長。75年唐招提寺御影堂障壁画「山雲・濤声」82年唐招提寺全障壁画完成。99年死去(90歳)。

「2022年 『東山魁夷アートカレンダー 2023年版 <大判>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東山魁夷の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×