泉に聴く (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061960756

作品紹介・あらすじ

"暗黒と苦悩を持つ者は、魂の浄福と平安を祈り希う"若き日のドイツ表現主義の芸術と文学の体験。その後の長い模索と挫折。戦争-肉親の死。「死の側」にたたされ、自然の生命の美に開眼した日。敬虔、静謐-独自の画境を豊饒に展開する美の旅人・東山魁夷、その精神の遍歴。旅する心と祈りがみずみずしく迫る達意のエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 私にとって絵を描くということは、誠実に生きたいと願う心の祈りであろう。

  • ある時期、東山魁夷というひとの画に、ずいぶんと救われたことがあります。

  • ほしい

  • こころが静かになれる本

  • 絵は一瞬見ただけで伝えようとしていることが
    なんとなく分かる。

    絵に表したメッセージを言葉にしようとすると、
    こんなにも言葉を要するのか。

    東山魁偉さんの著作を読むたびに
    いつも私は思う。

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著者プロフィール

1908年横浜に生まれる。31年東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科卒業。33-35年ドイツ留学。69年文化勲章受章。74年日展理事長。75年唐招提寺御影堂障壁画「山雲・濤声」82年唐招提寺全障壁画完成。99年死去(90歳)。

「2022年 『東山魁夷アートカレンダー 2023年版 <大判>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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