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- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061960916
作品紹介・あらすじ
子守り男に背負われて見た、花の下での葬式の光景。保養先の鞆ノ津で、初めて海を見た瞬間の驚きと感動。福山中学卒業と、京都の画家橋本関雪への入門志願。早稲田大学中退前後の、文学修業と恋の懊悩。陸軍徴用の地マレー半島で知った苛酷な戦争の実態。明治三十一年福山に生れて、今九十二歳の円熟の作家が心込めて綴った若き日々・故郷肉親への回想の記。
感想・レビュー・書評
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鶏肋って言葉を知らなかった。鳥の肋骨で、食べるところは少ないけれど味わい深い。いつまでも持ってるのは気恥ずかしいが、捨てるに惜しい。
生きていると記憶にこびりついているのは、そんなものばかりなような気もする。おそらく誰に話すこともないけれど、ずっと忘れられずに自分の中にだけそっとある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「半生記」は「私の履歴書」だった。でもとてもよい
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