中原中也全訳詩集 (講談社文芸文庫)

著者 :
制作 : 粟津 則雄 
  • 講談社
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本棚登録 : 47
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061960978

作品紹介・あらすじ

早熟な詩才・中原中也が、死の直前に刊行した『ランボオ詩集』。唯一の全訳詩集として流布し、同時代を激しく揺るがせた。生前の3冊の訳詩集に未定稿を加え、全翻訳詩を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 幸福
    の訳が好き。

  • 中也の後記より
    「私は随分と苦心はしたつもりだ。
    世の多くの訳詩にして、正確には訳されているが分かりにくいという場合が少なくないのは、
    語勢というものに無頓着過ぎるからだと私は思う。
    私はだからその点でも出来るだけ注意した。
    出来る限り逐字訳をしながら、その逐字訳が日本語となっているように気を付けた。
    語呂ということも大いに尊重したが、語呂のために語義を無視するようなことはしなかった。」

    ランボーの詩集は新潮から出ていた古いものを所有しています。
    間違いなくそちらの方がスタンダードなのですけれど、
    過去に何度もそちらで挫折を繰り返してしまった私には、
    断然こちらの中也訳の方が分かりやすく、身近に感じ、
    驚くほどするすると言葉が入ってきたのでした。
    情緒、リズム、言葉の流れ、そして日本語の美しさ。
    どれを取っても申し分ありません。
    遅ればせながらランボーの良さに気付く事ができて良かった。
    中也さんに感謝。

  • 詩ですね。いい!って言える感性を持った人間になりたい。まだ私にはわからなかった…

  • 中原中也さんはなんだかすきです。
    朗読しましょう。

  • ランボーの「永遠」はいろいろな人によって訳されているが、中原中也ヴァージョンが一番好き。

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著者プロフィール

中原中也(なかはらちゅうや)
1907年4月29日、山口県生まれ。23年、山口中学を落第し、京都の立命館中学に編入。劇団女優、長谷川泰子と知り合い、翌年から同棲を始める。25年、泰子とともに上京。泰子が小林秀雄のもとに去る。26年、日本大学予科文科に入学したが、9月に中退。29年、河上徹太郎、大岡昇平らと同人誌「白痴群」を創刊。33年、東京外国語学校専修科仏語修了。遠縁の上野孝子と結婚。『ランボウ詩集《学校時代の詩》』刊行。34年長男文也が誕生。処女詩集『山羊の歌』刊行。36年、文也が小児結核により死去。次男愛雅(よしまさ)誕生。37年鎌倉に転居。『ランボオ詩集』刊行。詩集『在りし日の歌』を編集し、原稿を小林秀雄に託す。同年10月22日結核性脳膜炎により永眠。享年30歳。翌38年『在りし日の歌』が刊行された。

「2017年 『ホラホラ、これが僕の骨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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