またふたたびの道,砧をうつ女 (講談社文芸文庫 りA 2)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061961531

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  • 『またふたたびの道』は第12回群像新人文学賞受賞作,『砧をうつ女』は第66回芥川賞受賞作(日本文壇初の外国人)。

    いわゆる「在樺コリアン」としての壮絶な経験と,家族への心境が混ざり合った作品である。主に子供からの目線で語られており,様々な劣等感を育むこととなる。

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著者プロフィール

1935年樺太(サハリン)・真岡生まれ、早稲田大学露文科卒。小説「またふたたびの道」にて群像新人文学賞を受賞。その後、「砧をうつ女」で芥川賞を、「百年の旅人たち」で野間文芸賞を受賞。他の著書に、「伽椰子のために」「見果てぬ夢1~5」「サハリンへの旅」「流域へ」「四季」などがある。

「2020年 『地上生活者 第6部 最後の試み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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