小さな手袋 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 76
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061962804

作品紹介・あらすじ

日々のささやかな移ろいの中で、眼にした草花、小鳥、樹木、そして井伏鱒二、木山捷平、庄野潤三、西条八十、チェホフら親しんだ先輩、知己たちについてのこの上ない鮮やかな素描。端正、精妙な、香り高い文章で綴られた自然と人をめぐる、比類なく優しい独得のユーモアに満ちた秀抜なエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の教科書で読んだ。
    面白かった。

  • 10年ぶりくらいの再読。白っぽい武蔵野の風景が眼に浮かぶ。何かものを考えるにはぼんやりする時間を作らないとな、と思った。

    「白と黒の猫」を書いたころを振り返る随筆に胸がふさがった。10年前のことであっても、悲しい記憶はほろ苦さを伴う。終わったことがいつまでも苦いのはどうしてなんだろう。そこに生きていく上での効能/意味はあるんだろうか。

  • [ 内容 ]
    日々のささやかな移ろいの中で、眼にした草花、樹木、そして井伏鱒二、木山捷平、庄野潤三、西条八十、チエホフら親しんだ先輩、知己たちについてのこの上ない鮮やかな素描。
    端正、精妙な、香り高い文章で綴られた自然と人をめぐる、比類なく優しい独得のユーモアに満ちた秀抜なエッセイ。

    [ 目次 ]

    喧嘩
    型録漫録
    老父婦
    小さな手袋
    テレビについて
    地蔵さん
    名前について
    外来者
    人人
    むべ
    栴檀〔ほか〕

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • どれもいいが、特にロンドンを描いた作品群が素晴らしい。

  • 何だろう、この圧倒的な感じ。普通のことをごく普通に書いているのに、とてもかなわないと思わせる文章。またひとり、平伏したくなる文筆家に出会ってしまったという快い敗北感。とことん読んでみたい。

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著者プロフィール

東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二に師事。高校教員を経て、1958年より早稲田大学英文科教授。1970年、『懐中時計』で読売文学賞、1975年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞を受賞。1989年、日本芸術院会員。

「2018年 『ゴンゾオ叔父』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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