あにいもうと・詩人の別れ (講談社文芸文庫)

著者 :
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061962910

作品紹介・あらすじ

長い沈潜の後、自らの抒情を封じ、野性の愛を描いて見事に第二の昂揚期を開いた「あにいもうと」(文芸懇話会賞)。深い愛で妻の発病と命の揺らぎを見つめた「死のいざない」。親しい詩人達の友誼と理非を超えたその死を語る「信濃」「詩人の別れ」ほか、「つくしこいしの歌」「庭」「虫寺抄」等。逞しい作家魂とひたむきに追う犀星の美意識が展開する多彩な中期作品群より八篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず「あにいもうと」だけ読んだ。怒って、いもうとの顔の変わるところがいい。

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著者プロフィール

詩:詩人・小説家。本名、照道。金沢生まれ。北原白秋・萩原朔太郎らと交わり、抒情詩人として知られた。のち小説に転じ、野性的な人間追及と感覚的描写で一家を成す。「愛の詩集」「幼年時代」「あにいもうと」「杏つ子」など。


「2013年 『児童合唱とピアノのための 生きもののうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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