旅人かへらず (講談社文芸文庫)

  • 講談社 (1995年2月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (236ページ) / ISBN・EAN: 9784061963092

作品紹介・あらすじ

1933(昭和8)年、英国留学後に上梓、幾多の詩人達に衝撃的影響を与えた日本語第1詩集『Ambarvalia』(『アムバルワリア』)。「旅人は待てよ/このかすかな泉に/……」ではじまる東洋的幽玄漂う長篇詩、1947年刊『旅人かへらず』。対照的な2冊に時に耀き時に沈潜する西脇順三郎の奔放自在、華麗な詩想とことばの生誕の源泉を見る。日本の現代詩最高の偉業2作を完全収録の文庫版。

感想・レビュー・書評

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  • Ambarvaliaは読まず(2013-06-27)

  • 「旅人かへらず」はどこを開いても繊細で美しい。

  • 孤独癖

  • こういう表現の中で、現実的に生きていけたらいいな、、、と個人的に思ってしまう。特に「Ambarvalia」。

    某新聞での紹介記事を読んで手に取ったけど、現実の社会で「三時が鳴る」のを許されないのは、「三時が鳴る」のは許されないんだと多くが学習したからだと思う。世の中は大変だわ、、、

  • 朝日新聞で紹介されていた。ふるさと文学館の東京3の中で詩が2編紹介されていて、そのうちの一つである。旅人という地方の旅人ではなく、多摩川を望んでの風景が描かれている。

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著者プロフィール

1894年新潟生まれ。詩人、英文学者。慶應義塾大学卒。1922年~1925年オックスフォード大学で英語,英文学を学び,帰国後、慶應義塾大学文学部教授。戦前のモダニズム・ダダイスム・シュルレアリスム運動の中心人物。また、生涯に多くの水彩画並びに油彩等の絵画作品を残した。小千谷市名誉市民。1957年にはノーベル文学賞候補に挙がる。1982年没。

「2019年 『無伴奏女声合唱のための あむばるわりあ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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