新書太閤記(一) (吉川英治歴史時代文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 205
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061965225

作品紹介・あらすじ

動乱の中世に終止符を打ち、新世紀を開いた豊臣秀吉の生涯を描く、規模雄大な出世物語が本書である。民衆の上にあるのではなく、民衆の中に伍してゆく英雄として、秀吉は古来、誰からも愛されてきた。-奔放な少年時代を過した日吉が、世間を見る眼も肥え、生涯の主君として選んだのが、うつけで知られる織田信長であった。随身を機に名も木下藤吉郎と改め、着実に出世街道を歩んでいく。

感想・レビュー・書評

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  • 祖父が読んでいた本を40年前に読みました。吸い込まれるように読んだ記憶があります。

  • 子どもの頃、たぶん小学5年生くらいに読んだ本。
    でも、途中までしか読んでない。
    この本に出てくる織田信長がすごくかっこ良くて夢中になり、織田信長が死んだところでショックが多きく、(サルの一生なんかどうでもいい!)と思って先を読まなくなった。「太閤記」なのに…。
    あの時、信長の死に「泣きながら急いで戻った」みたいな描写に(絶対ウソ。本能寺の変はコイツが真犯人)となぜか決めつけて興醒めしてた自分を覚えているけど、なんでそんなこと思ったのか未だに謎。

  • 日吉(後の豊臣秀吉)、7歳の頃から物語は始まる。
    子供ながら、誰にも媚びない姿勢に好感が持てる。
    偉くなる。
    天下を取る。
    それも、全て母や姉のためであった。
    主に選ばれるのではなく、自ら主を選ぶ。
    放浪の旅の末、織田信長との運命の出会い。
    信長に選ばれ、信長を選んだ日吉。
    これからの成長物語に胸が高鳴る。

  • 吉川さんは『三国志』しか読んでいませんが、読ませるのが上手な作家さんですね。まだまだ序盤なのに、引き込まれて読んでしまいました。信長に仕えてからの秀吉しか知らなかったので、奉公先で頭がまわりすぎるため妬まれたり、疎まれたりして暇を出されたり不遇の時があって、それが秀吉を大きくする礎になったのかなぁと、興味深く読みました。これからどんどん出世する秀吉が楽しみです。

  • 信長に仕官。

  • 新書太閤記(全11巻) (吉川英治歴史時代文庫)
    豊臣秀吉の幼少期から天下統一の前までの物語。この後の物語もあればぜひ読みたかった。

  • 全11巻。

    太閤記は後半が悲しいです。
    どれも。

  • 乱の中世に終止符を打ち、新世紀を開いた豊臣秀吉の生涯を描く、規模雄大な出世物語が本書である。民衆の上にあるのではなく、民衆の中に伍してゆく英雄として、秀吉は古来、誰からも愛されてきた。―奔放な少年時代を過した日吉が、世間を見る眼も肥え、生涯の主君として選んだのが、うつけで知られる織田信長であった。随身を機に名も木下藤吉郎と改め、着実に出世街道を歩んでいく。

  • 動乱の中世に終止符を打ち、新世紀を開いた豊臣秀吉の生涯を描く、規模雄大な出世物語が本書である。民衆の上にあるのではなく、民衆の中に伍してゆく英雄として、秀吉は古来、誰からも愛されてきた。―奔放な少年時代を過した日吉が、世間を見る眼も肥え、生涯の主君として選んだのが、うつけで知られる織田信長であった。随身を機に名も木下藤吉郎と改め、着実に出世街道を歩んでいく。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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