- Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061965348
作品紹介・あらすじ
黄巾賊の乱は程なく鎮圧されたが、腐敗の土壌にはあだ花しか咲かない。霊帝の没後、西涼の董卓が十常侍に代って権力の中枢に就いた。しかし、群雄こぞっての猛反撃に、天下は騒然。曹操が起ち、袁紹が起つ。董卓の身辺には、古今無双の豪傑呂布が常に在り、刺客さえ容易に近づけない。その呂布が恋したのが美女貂蝉-董卓の寵姫である。傾国という言葉は「三国志」にこそふさわしい。
感想・レビュー・書評
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袁術が皇帝に即位しようとするまで。呂布の移ろいやすい性格が俗っぽくて良い。
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再読。
日本では劉備さんの人気が高いと聞き及んだ事がある。
ちょっと前ならそうだったのかもしれないが、今現在でもそうなのだろうか?
忍耐、人情、義理、なかなかそれだけでは生きていくのに大変な時代になってしまっているものなぁ。
そして次巻へ…
となるはずが、3巻がない。
何故だ?
もしや、大昔、読み進めるのを断念したのが3巻でどこか違うところに置いてしまっているのだろうか?
父の文庫本を数冊を勝手に嫁入り道具に入れてきた。
今の書籍と違って活字も小さい、色もいい感じに?変色している。
新しいものを買う気にもなれない。
見つかるまで、また本棚で待機しておいてもらおう。 -
文章に使われている言葉は難しいのに、スラスラと読めてしまう不思議な感じ。また、内容の展開に無駄がないのもいい。
呂布のエピソードが多く、呂布のイメージが変わるストーリーが楽しめる。
諸葛亮がまだ出てこないので早く読み進めたい。、
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私にしては、とてもハイペースで読み終えた。呂布による董卓の殺害後、曹操、孫策の台頭、そして時折登場する劉備たち。絶妙なバランスでストーリーは進行していく。一番感動したのは、悪来典韋を想う曹操の気持ちだった。
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董卓が謀られ、死し、孫堅が討たれる。
曹操、孫策、劉備が力をつけるなか、玉璽が袁紹の手に渡る。いよいよ三国時代手前の様相を呈してくる二巻目。
ただ、このペースだと全8巻は、年末年始に読み終えられない…。 -
起こっては鎮まる謀略。それにより淘汰される勢力図。歴史は我欲と奇策で彩られる。劉備の如きは、最も腹黒い人材なのかもしれない。だとすると、勧善懲悪の主人公を誰に重ねて読めば良いのか。そんな事を考えながら読むのも、また一興である。
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いよいよ各英傑のキャラが立ち始めた。
特に呂布と曹操と張飛の身勝手ところ、劉備の清廉潔白過ぎるところにイライラする感じも三国志の良いところ。
曹操に支えてる荀彧と郭嘉の反する進言をして、郭嘉のを取り入れるエピソードは好き。
孫策も推しのひとりだが、彼に仕える程普、黄蓋も大好き、老将にしてなお逞しい。挙げればキリがないほど、三国志愛が止まらない。 -
「鬼をあざむく英傑が、処女の如く、さしうつ向いていうのであった。」
趙雲...推せる....ッ -
張飛の描写が余りに良い意味でマンガっぽい。
詰まるところ、昔からこういう分かり易いキャラで庶民を楽しませてくれてたんやろうね。ただ、口伝なのか、講談なのか、小説なのか、マンガなのか、という表現方法の違いだけで。