三国志(7)(吉川英治歴史時代文庫 39)

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レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061965393

感想・レビュー・書評

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  • 関羽が討たれ、張飛も没す。
    曹操も死、世代交代が進む。
    劉備が倒れ、孔明に引き継がれ、主役はその孔明に移る。
    そして、南蛮遠征へ。

  • 桃園の義も今は昔。関羽、張飛、劉備、また曹操も。およそ主要な人物は没してしまって一抹の寂しさを憶える。孔明の南蛮遠征も何故か虚しく感じる。この寂寥感も三国志の味わいのひとつなのだろうか。

  • 曹操、関羽、張飛、玄徳が去り、やはり寂しい。孔明が奮闘。

  • 吉川英治「三国志」再読中。7巻読了。曹操・劉備玄徳・関羽・趙雲はこの巻にて亡くなり、孔明は出師の表を出し、次巻では中原へ。三国時代の終焉の始まり。

  • 唐突に赤壁の大戦、そして巻末では劉備の入蜀と、天下三分に近づいてきました。
    それにしても、合従連衡の時代から数百年、弁舌で生きていく諸家の多いのに、宋代の水滸伝との違いを感じます。

  • H27.12.31 読了

  • 荊州を任されていた関羽が、呉の襲撃の前に敗北し、張飛も部下に殺害されます。一方魏では、曹操が後を曹丕に託して死去し、つづいて元徳も、劉禅の補佐を孔明に頼んでこの世を去ります。これで、冒頭から物語を引っぱってきた英雄たちが舞台から去り、今後のストーリーは、蜀の国に隆盛をもたらそうと奮闘する孔明が中心に描かれていくことになります。

    本書の最後は、南蛮王の孟獲が繰り返し孔明率いる蜀軍に戦いを挑み、七度敗地に塗れてついに蜀に服するまでが描かれます。

  • 次々と役者が死んでいく。世代交代も三国志の面白さ。しかし、どこまでが史実でどこまでが創作なのか。吉川英治作という事で更に手が加わっており、何が何やら、である。日本人の三国志観は、吉川英治発という事で良さそうだが。

  • 世代交代。
    今か今かとおもっていたけれど、ついに名将たちが亡くなって行く。
    最初は読みにくかった三国志もすっかり登場人物に愛着がわいていたらしく、とてもさみしい!

  • 結末がわかっているので、なかなか頁が進まない。
    劉備帝国の設立もまもなく、関羽が痛恨の死。老いた曹操も病に没し、やがて悲運は張飛、さらには玄徳の身にも。
    英雄と言えども人の子、些細な油断が命取りになるという教訓。関羽の短慮さは年のせいなのだろうか。

    玄徳はお人好しだったのか、後継者に恵まれていない。養子は部下を見捨て、実子の王太子は愚直。劉備亡き後の孔明の苦悩が目に見えるようだ。

    その孔明が呉に競り勝ち、さらには南蛮国への大遠征にのりだす。五度戦って五度敵を許すいたちごっこは、コメディみたいで笑ってしまう。ただ中国内の英傑との決戦ではないので、冗長で退屈だった。自策を楽しむあまり、遠征に軍費をかけすぎたきらいもある。

    いよいよ次の最終巻では、孔明が魏と直接対決。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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