新・水滸伝(四) (吉川英治歴史時代文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 318
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061965744

作品紹介・あらすじ

最晩年の著者が、心血を注いで築きあげた壮大な中国絵巻!一騎当千の豪雄がそろい、民衆の与望をになって起つ梁山泊軍は、野火のごとく勢いを増す。権勢の人、高〓@42C6は、一万四千の大軍をもよおして泊軍を討たんとする。その秘密兵団こそ、連環馬軍であった。さしもの泊軍も色を失い、梁山泊始まって以来の大損害をこうむる。しかし梁山泊の智恵者は王手を逆にとり、難局を乗り切った。

感想・レビュー・書評

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  • 吉川英治さんの遺稿。

    梁山泊に集まった108人 全員集合!!!
    107人話あるのに…1人だけ無しって。

    ここから話がまた面白くなるぞー!
    と期待したところで終わり…

    切なすぎです。
    完結まで読みたかった。
    ほんまに残念です。

  • 途中で終わっていると知らずに読むという悲劇的な出会いでした

  • 中国ドラマの「水滸伝 All Men Are Brothers」を見ながら、並行して読書。
    新・水滸伝に限らず、吉川先生の作品は読みやすいと思う。
    この4巻が遺作となってしまい、非常に残念。 
    駒田先生の水滸伝(120回本)はもう手に入らないので、読まれた御方たちが羨ましい。
    運良く中国ドラマの方は120回本だったので、彼らの最後を知ることが出来て救われた。


    201410 完読

  • 108人が勢ぞろいする。
    数が多すぎて把握できない。

    吉川英治訳はここで終わり。
    最後は李逵が塾の子供たちと戯れるエピソードで閉じられている。
    これはこれでいい終わり方だと思った。

    そのうち岩波の100回本を読みたい。

  • 108人が勢ぞろいする。
    数が多すぎて把握できない。

    吉川英治訳はここで終わり。
    最後は李逵が塾の子供たちと戯れるエピソードで閉じられている。
    これはこれでいい終わり方だと思った。

    そのうち岩波の100回本を読みたい。

  • 第一巻参照。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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