阿Q正伝・藤野先生 (講談社文芸文庫)

著者 :
制作 : 駒田 信二  稲畑 耕一郎 
  • 講談社
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本棚登録 : 129
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061976160

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。青空文庫でよんでいるのだがね。

  • 異次元性を感じる人物が共通して登場するのは、当時の政治、社会に対する何かのメッセージだったのか。歴史の教科書の中の世界と思っていたものが身近に感じた瞬間だった。

  • このうら寂しい読後感がいい…。
    中学の時教科書に載っていた『故郷』から魯迅にはまりました。
    あらためて読み返しましたが『故郷』は何度読んでも素晴らしい話、そして結びだと思います。

    魯迅が生きた変革の中国や文化の描写が興味深いです。叙情があるけれど切るところはバッサリいくところが中国っぽい。

  • 以前、別の文庫でも読みましたが、
    やっぱり藤野先生も読んでおかなきゃと思って、
    買ってあったもの。

    岩波文庫が『吶喊』の構成そのままなのに対して、
    講談社文芸文庫は第一小説集の『吶喊』と第2小説集の
    『彷徨』、そして自伝的回想録『朝花夕拾』から抜粋している。
    魯迅の代表作を広く読みたいならば、こっちのほうが
    いいかもね。

    藤野先生は『朝花夕拾』に掲載されており、本書では
    最後に載っています。
    日本留学時代の仙台の恩師、藤野先生との交流と
    描いた話だとは知っていたけれども、
    もっと深いテーマを描いているということを知る。
    医学校にて、「中国は弱国であり、中国人は低能である」と
    見られていることにづかされ、また、ロシアスパイとして
    処刑される中国人のフィルムを見ることとなる。

    そこで、近代医学をもって、祖国に貢献しようと
    思っていた魯迅は、医学を捨て、文学によって、
    祖国の人々を内面から変えていこうと志すのである。

    まさしく、関口知宏の「異郷有悟」である。

    『吶喊』や『彷徨』は清代末期民国初期の憂いを描いて
    いるけれども、「藤野先生」は日本が舞台だけに、
    中国に暮らし、最近の日中関係にもいろいろ思うことが
    あるだけに、考えされられることもありますね。

    巻末の解説を読んで思い出したけど、「故郷」は中学校の
    国語の教科書にも載っていたよね。そういえば。
    閏土のイラストが印象的だったことを思い出した。

    ちなみに、巻末の解説で誤記があります。
    276ページにある魯迅故居。北京じゃなくて上海ですからね。
    これって、どうやって教えてあげればいいんだろ。
    ※2008年4月15日発行第13刷

    http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2008-07-26

  • 中国の近代作家として、魯迅の作品は外せない。個人的には、魯迅は小説よりも評論が面白いと思うが、
    とはいえ、阿Q正伝や孔乙己といった作品の持つ力はいまなお色褪せていないように思う。

  • 解説では魯迅絶賛されていましたが、
    ふやけきった私にはどうも理解できませんでした。

  • 学校で読んだ
    面白かった

  • 魯迅を中学校の教科書ぶりに読んだ。
    藤野先生は日記だった。
    故郷は中学生じゃ理解できない深い言葉が散りばめられていた。この機会に読み返してよかったと思った。

    あとはだいたい狂った貧しい人が出てくる話だった。

  • 例の読書会で読んだ作品。

    あんまりこうゆうの読んだこと無かった。

    中学生の教科書に載ってたかもしれないけど

    記憶にないし。

    昔の中国にこんな現代的な考え方をもった人がいたなんてびっくりです。

    考え方というよりは、感じかたかな?

    書き方が日記見たいですね。

    まだこの作品の味わいは、ちゃんと足わえてない気がする。

  • 2007/12/06

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著者プロフィール

本名、周樹人。1881年、浙江省紹興生まれ。官僚の家柄であったが、21歳のとき日本へ留学したのち、革新思想に目覚め、清朝による異民族支配を一貫して批判。27歳で帰国し、教職の傍ら、鋭い現実認識と強い民衆愛に基づいた文筆活動を展開。1936年、上海で病死。被圧迫民族の生んだ思想・文学の最高峰としてあまねく評価を得ている。著書に、『狂人日記』『阿Q正伝』『故郷』など多数。

「2018年 『阿Q正伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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