日本浪曼派批判序説 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
3.70
  • (3)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 69
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061976191

作品紹介・あらすじ

「日本浪曼派」は神保光太郎、亀井勝一郎、中島栄次郎、中谷孝雄、緒方隆士、保田与重郎ら六人で創刊した雑誌名であるが、戦前、大日本帝国の侵略的アジア主義、満州国の擁立から第二次世界大戦の流れのなかで文学運動をこえて、青少年に思想的に多大な影響を与えた。本書は、日本浪曼派の中心人物たる保田与重郎らの近代批判、古代賛歌的日本主義などを初めて精細に批判、検証したもの。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昭和10年代の思想史、精神史、中でも同時代の文学史に関心を有する人に強く薦めたい。本書は普通、保田與重郎と関連づけて問われるが、ここではあえて、『井上良雄評論集』(国
    文社、1971)を読み解くこと、それも井上の軌跡をふまえてひもとくことを推奨する。 (2010: 村松晋先生推薦)

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1922~1983年。長崎県対馬(上県郡、現対馬市)生まれ。1945年、東京大学法学部卒業。編集者として活躍しながら1957年に『同時代』誌で「日本浪曼派批判序説」の連載を開始。1958年より明治大学政経学部講師として、後に教授として近代日本政治思想史を講じる。
○主著:
『日本浪曼派批判序説』未来社、1960年、増補版1965年/講談社文芸文庫、1998年。
『歴史と体験』春秋社、1964年、増補版1968年。
『現代知識人の条件』徳間書店、1967年/弓立社、1974年。
『近代日本政治思想の諸相』未來社、1968年。
『ナショナリズム―その神話と論理』紀伊国屋新書、1968年。
『黄禍物語』筑摩書房、1976年/岩波現代文庫、2000年。
『西郷隆盛紀行』朝日新聞社、1981年/朝日選書、1985年。
『昭和ナショナリズムの諸相』名古屋大学出版会、1994年(筒井清忠編)。
『柳田国男論集成』作品社、2002年(原本は講談社学術文庫『柳田国男』1977年。
『橋川文三著作集』増補版全10巻、筑摩書房、2001年。

「2013年 『昭和維新試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

橋川文三の作品

日本浪曼派批判序説 (講談社文芸文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする