夫婦善哉 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
3.67
  • (14)
  • (6)
  • (24)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 83
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061976627

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 以前追突事故に巻き込まれた時のこと、修理中の代車にはラジオしか付いておらず、そこから聞こえて来たのが収録されている『放浪』の朗読でした。

    作品から漂う当時の大阪の下町の雰囲気に魅了され本を購入。
    学生生活(2回目)を過ごした大阪の下町の大正~昭和の風情の描写が秀逸で、小説の登場人物の放浪に合わせて馴染みの地名が登場する度に郷愁をかき立てられるのでありました。

    表題の『夫婦善哉』では維康が天牛書店に通うシーンが出てきますが、
    この天牛書店は下宿先から徒歩1分と、僕が学生時代(1回目)に大変お世話になった本屋です。(店は移転していますが)
    最近読んでる本にも、ここで買った本が多いです。

  • 面白可笑しいけど哀しい 哀しいけど面白可笑しい そんな感じ 

  • ダメ男の短編集です。

  • 図書館にてー。

  • 一本の小説に込められたエネルギーが圧倒的です。柳吉のどうしようもなさや蝶子の情の深さがたまらなく愛しい。
    ラストの善哉を食べるシーンはたまらなくロマンチックだと思います。

  • 妻強しと思いきや、惚れこんでるのは妻のほう。振り回すのは夫のほう。

著者プロフィール

1913年10月、大阪市生まれ。1933年から創作活動を開始し、1938年に小説「雨」を発表。1940年に「俗臭」が第10回芥川賞候補となる。同年に発表した「夫婦善哉」が改造社の第1回文藝推薦作品となり、以降、本格的に作家活動を開始。1946年4月に発表した「世相」が評判を呼び、作品発表の機会が劇的に増えるも、1947年1月、肺結核のため東京にて死去。その直前に評論「可能性の文学」を発表し、作風の転換を図っていた矢先のことだった。太宰治、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれ「オダサク」の愛称で親しまれた。

「2019年 『織田作之助 女性小説セレクション 怖るべき女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

織田作之助の作品

ツイートする