パン・タデウシュ〈上〉 (講談社文芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061976740

作品紹介・あらすじ

ポーランドの第三次分割によりロシアの支配下におかれたリトワニアの若い貴族パン・タデウシュは、切り離された祖国リトワニアのポーランド復帰を夢みて、ナポレオンのモスクワ遠征に期待を寄せる。「国民的古典」とされるアダム・ミツキエヴィチのこの長篇叙事詩は、ポーランド・ロマン主義の最高傑作として世界的に評価が確立している。本邦初訳。

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛模様、意地の張り合い。そして、ポーランド独立へ。それはフランスの力を借りて、ロシアからの脱皮を図る。叙事詩形式?この時代の挿絵版画が良い。

  • ポーランドが誇る国民的叙事詩。

    恋愛、抗争、不和と協力。叙事詩として面白い道具立てがそろっているのはもちろん、やはりこの作品の一番の特徴はナポレオンに対する期待に沸く、ポーランド(リトアニア)の高揚した雰囲気だろう。
    ロシアの支配下にあるポーランドは、ナポレオンこそ救世主と期待を寄せ、その期待のもとに一致団結する。ナポレオンとポーランドの結末を知っている読者としては何ともいいようのない感懐を持たせる。

    『クオ・ヴァディス』を読んだ時も思ったけど、ポーランドの独立に対する執念というのは凄まじい。近いうちにミッチェナーの『ポーランド』も読んでみるか。

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