さばくの町のX(エックス)たんてい (どうわがいっぱい)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 13
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (74ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061978188

感想・レビュー・書評

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  • しっぽから少しずつ消えていってしまうピンクの象を救おうと、Xたんていが象のなぞを探っていくお話。
    普通に探偵ものなのかな?と思って読んでいくと、さすが別役実で、謎がとけてめでたしめでたし…とはならず、読後はキツネにつままれたような気持ちと、寂しさが、余韻として残る。

  • 子どもの頃、小学校の学級文庫で読んだ。その後、村上春樹の『象の消滅』とか三崎亜紀の短編『動物園』は、この作品にインスパイアされたみたいな話をどこかで読んでね。あぁ、その本、昔読んだ、と読みたくなったのだ。覚えていたとおりだったね。シンプルだけど、なんともわりきれないもやもやの残る話だった。いや、決して不快なもやもやじゃないんだけど。そういう話だから、ここからインスパイアされた作品が出てくるのかもしれない。まぁ、正式にそういう話になっているのかどうかは、知らないんだけど。

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著者プロフィール

劇作家。1937年、旧満州生まれ(2020年3月3日没)。早稲田大学政経学部中退。日本の不条理演劇の第一人者。
1963 年『マッチ売りの少女』『赤い鳥の居る風景』で第13 回岸田國士戯曲賞を受賞。1988 年『ジョバンニの父への旅』『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』で芸術選奨文部大臣賞。2007 年、紀伊國屋演劇賞。2008 年、『やってきたゴドー』で鶴屋南北戯曲賞・2008 年度朝日賞。
『マッチ売りの少女・象』『不思議の国のアリス 第二戯曲集』『そよそよ族の叛乱 第三戯曲集』『数字で書かれた物語 第四戯曲集』『あーぶくたった、にぃたった 』『にしむくさむらい』『天才バカボンのパパなのだ』『太郎の屋根に雪降りつむ』『メリーさんの羊』『ハイキング』『白瀬中尉の南極探検』『ジョバンニの父への旅』『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』『ドラキュラ伯爵の秋』『山猫からの手紙』『はるなつあきふゆ』『別役実の混沌・コント』(以上、三一書房)他著作多数。

「2020年 『とうめいなやさしさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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