- Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061978355
感想・レビュー・書評
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小さいものってどうしてあんなに可愛いんでしょう。
豆腐屋の主人の大きな手で作られる、小さなお豆腐や油あげ。お人好しと書いてありましたが、おおらかで優しい雰囲気が伝わってきました。
すずめがせっかちというか、大勢でやってきて騒がしいのも可愛らしいです。
「こしらえる」っていう言葉だけで
愛がこもって美味しそうな感じがします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「とうふやさんとすずめたちのファンタジー。おとうふ一丁、こしらえて下さいと、とうふやさんにたのむすずめたち。すずめの学校の入学式のごちそうに、すずめは何をつくろうとしているのかな?」
おとうふやさんの仕事、生活が見える。普段はめちゃくちゃ早起き、ほとんどお休み無し。それを聞くと、なるほどスズメが休みの日に豆腐を作れと言いに来たらちょっと文句も言っちゃうよね。
すずめたちが作ってもらったのはおあげ。おあげを半分に切っていなりずしを作ったので、おあげは13枚で26個分できる。これ、小学校低学年の子供たち、わかるかな?ちょっと説明がいるかも。
頼みごとをするのに列を作って声を揃えて頼むところがかわいい。練習してきたのかな。
とうふ作りを見学してもいいといわれてはしゃぐスズメ、自分たちで大豆を作ったと、一丁分のとうふの量の大豆を持ってやってくるスズメ
か、かわいい! -
とうふやさんとすずめの「おくりもの」のお話
「とくべつのおねがいです。」
「とうふを 一ちょう、こしらえてもらいたいのです。」
ある朝、すずめたちが、とうふやにやってきて言いました。すずめ小学校の入学いわいに、ごちそうをしてあげたいと思ったのです。そこで、とうふやが、とうふやあぶらげを作ってやると、すずめはおれいを言ってかえっていきました。その日の夕方、すずめたちは、またとうふやにやってきます。「おすそわけに あがりました。」
すずめがくれた「おくりもの」は、とってもすてき。それに、とうふやさんが、とうふやあぶらげを作るようすも楽しいですよ。さしえもたっぷりで読みやすいです。 -
お豆腐やさんにスズメたちが訪ねてきて、スズメ小学校の新入生のために小さい豆腐(油揚げ)を作ってほしいとたのむ。若干時代が古く感じるかもしれないが豆腐の作り方も知ることができる。自分で読むなら低学年春向き。
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安房さんらしいお話。お豆腐屋さんは『ひぐれのラッパ』と同一人物かな?スズメがとにかくしつこくて口うるさい(笑)。でもやっぱりカワイイ♡
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小さな町のお豆腐屋さん。スズメに頼まれてお豆腐を作ってあげると…