- Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061978461
作品紹介・あらすじ
ライギョはタナゴをたべる-さかな学校でそうおしえられた、なかよしのライギョとタナゴ。2ひきは、こまってしまいました。小学1年生から。
感想・レビュー・書評
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村上康成さんの描く生き物の絵が大好きで、
ライギョもタナゴもとってもかわいい。
お魚の子どもの小学校のお話。
ライギョとタナゴは今日から小学1年生。
ライギョはライギョ学級、タナゴはタナゴ学級の生徒になります。
ページをめくるたびに、
笑ったり、おどろいたり、この先どうなるんだろうとハラハラしたり、ふたりの心境を思って悲しくなったり。
いろんなことを感じる。
弱肉強食の、池の中にすむ生き物たちのお話。
娘が読んだ感想:
・ライギョは子どもの大きいので、きょうしつの中は3匹のライギョと先生でぎゅうぎゅうなのがおもしろい
・学校のじゅぎょうのじかんわり、「きゅうしょくのたべかた」ばっかりでびっくり!タナゴがっきゅうの「かくれんぼのやりかた」ってじゅぎょうもたのしそう。
・ライギョがタナゴをたべてそだつとしって、え!?っておもった。二人はおともだちなのに・・。 -
小3と年長の子供と読みました。ドーナツ池の中で仲の良かった幼いライギョとタナゴ。学校に入学して、互いに食べる食べられるの関係だったことを学んだ2匹。どう関わっていったらいいのだろうか、、、と悩む様子を子供達もどうしよう、と考えながら楽しんでいました。
最後も前向きでお気に入りの本です。 -
2022.12.15 1-2
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おはなしのおわりかたがよかった。
「ひゃーたべられる!にげろーあはははは」
「まてまてーたべちゃうぞ あははははは」 -
お友だちだったのに、「食べる、食べられる」の関係だと気づいたらいぎょとたなご。
切ない部分もあるけど、「ソレが、自分らの生きる道。それなら、お互いに精一杯、自分の生き方を貫こう!」とでも考えたのだろうか?
最後は、スッキリした感じのふたり(2ひき)に、明るい気持ちにさせられる読後感。 -
ライギョの世界にも時間割があるんだそうです。小学生にとって、とても読みやすく面白い話です。
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どうなるかと思ったけどそうだね、そういうものだからそう生きるしかない。諦めと開き直りのいい結末。