一さつの おくりもの (どうわがいっぱい)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 435
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061981904

作品紹介・あらすじ

クマタは、『かいがらのおくりもの』というえほんが大すきです。一日に一どは、かならず手にとります。えほんの中の、キツネの子とほんとうのともだちになった気がするほどです。でも、ある日、クマタはえほんをおくるけっしんをしたのでした…。小学一年生から。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの『一さつのおくりもの』という意味が読んでる最中には分からなかったんですが、ラストで分かりました。自分の持っている中で一番好きな本を別の人に贈るのってかなり勇気がいるし、迷いも生じます。最後のやり取りが、個人的に一番お気に入りです。

  • 小学一年生〜
    『かいがらのおくりもの』はクマタのお気に入りの絵本 1日に一度は必ず手に取る
    ある日洪水の被害をうけたふかみどり村に本を送ることになって
    他の絵本には小さなよごれやきずがある 
    シミがみあたらないのはかいがらのおくりものだけだった
    自分のお気に入りのものを誰かにあげることができる?

  • 大好きな本をあげたなんてやさしい!

  • 優しすぎて泣けてくる。

  • クマタは、大切な本をおくってあげてえらいなと思った。『かいがらのおくりもの』をぼくも読んでみたい。
    ぼくだったら、エルマーをおくってあげると思う。エルマーはおもしろいし、3さつあるから、長もちしていい。(小3)

  • おもしろい


  • 自分の一番大切にしているものを人にあげられるか。
    クマの子供が主人公。
    子供でも大人でも、その人の生まれ持った変えられない性質はあると思う。生まれてから後に経験する様々な事象がその人を作っていく。人の『善』の貴さを思いました。

  • 「クマタは、『かいがらのおくりもの』というえほんが大すきです。一日に一どは、かならず手にとります。えほんの中の、キツネの子とほんとうのともだちになった気がするほどです。でも、ある日、クマタはえほんをおくるけっしんをしたのでした…。小学一年生から。」

  • くもんのすいせん図書 B

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著者プロフィール

1929年東京都生まれ。コピーライターとして活躍後『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作入選。「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞など受賞多数。子どもやそのまわりのおとなたちの姿をあたたかく、真摯に描いた多くの作品が愛され続けている。2018年逝去。

「2018年 『おばあちゃんのわすれもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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