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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061982673
作品紹介・あらすじ
記憶の底から蘇る忘れがたい光景-故郷・異国での失意と希望の日々を、過ぎ去りゆく時の中に刻む十二篇。
感想・レビュー・書評
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五木寛之「私刑の夏」
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幻影ってほど幻影でもないけど創作物だから幻影なのかな。どれも力のある作品で、個人的に面白いとか面白くないとか言うのを抜きにしていろんな作品あるなと思った。
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第7巻は『故郷と異郷の幻影』。
収録作家は井伏鱒二、辻邦生、石牟礼道子、五木寛之、島田雅彦など。
『故郷』よりも『異郷』を舞台にしたものが多かったような……。『幻影』というのは、今は無くなっているとか、帰りたくても帰れないものを表しているのだろうか。 -
最後の短編は「故郷と異郷の幻影」にふさわしいものだったけど、他はちょっと違うような。もっと戦後の、地元と強制移住の思い出話が多い。
題名の縛りを気にしなければ良い短編集だった。
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