草のいのちを: 高見順短篇名作集 (講談社文芸文庫 たH 2)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061982949

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  • 人生は悲劇であり喜劇っていう話。


    高見順戦前戦後短編集。

    文体が独特で自然で自分に合ってた。

    全ての作品に切ないような、情けないような、滑稽なような雰囲気が漂っていて、意外にも楽しめた。

    「草のいのちを」「あるリベラリスト」の2作品が特に面白かった。

  • 『浅草』を読んでいたら読みたくなってきた。

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著者プロフィール

1907年、福井県に生まれ、1965年、千葉県に没する。小説家、詩人。
本名、高間芳雄。
高校時代にダダイズムの影響を受け、東京帝国大学文学部時代にはプロレタリア文学運動に加わる。
1935年、『故旧忘れ得べき』で第1回芥川賞候補。1941年、陸軍報道班員としてビルマに徴用。戦後も、小説、エッセイ、詩とジャンルを問わず活躍した。
主な作品に、『如何なる星の下に』(人民社、1936)、『昭和文学盛衰史』(文藝春秋新社、1958)、『激流』(第一部、岩波書店、1963)をはじめ多数。
ほかに『高見順日記』(正続17巻)、『高見順全集』(全20巻)がある。

「2019年 『いやな感じ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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