旅の誘い 大佛次郎随筆集 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 19
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061983113

作品紹介・あらすじ

大衆的英雄『鞍馬天狗』を生み出す一方、『パリ燃ゆ』、『天皇の世紀』で歴史の中の人間像を精緻に描いた大仏次郎。折にふれて書かれた随筆は、多面的な文学活動の根っこにある、深い教養と批判精神に裏打ちされた人間大仏次郎の闊々とした人格の魅力を最もよく伝えている。随筆集『屋根の花』収載の四十三編に、歴史紀行『義経の周囲』から十編を付す。

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉文士のお一人である大佛次郎さんの短編の随筆集。タイトルにある旅行に関するものだけでなく、同時代の小説家・文豪とのお付き合いの記録や、その方が亡くなったときの随筆などに書かれている意外な一面が面白い。また、「鞍馬天狗」の主人公である義経にまつわる人物についての短編は、もちろん想像で書かれているものもあるが、秀衡のミイラを見て書かれたものなどは、リアリティがあって急に親近感を覚える。義経本人の物語がより多面的に楽しめる感じ。難しい本が続いていたので、ゆっくりじっくり読めた。

  • 2015/12/25

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著者プロフィール

大佛次郎(おさらぎ・じろう 1897-1973) 小説家。
横浜市生まれ。1921年、東京帝国大学法学部を卒業。代表作に『鞍馬天狗』『赤穂浪士』『帰郷』『パリ燃ゆ』など、相次いで珠玉の名作を発表。昭和のはじめごろから少年少女のために「角兵衛獅子」「ゆうれい船」などを発表。愛猫家として知られ、『スイッチョねこ』は、代表的な童話の一つ。1964年に文化勲章を受章。横浜港を見下ろす「港の見える丘公園」内に大佛次郎記念館がある。

「2022年 『スイッチョねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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