旅の誘い 大仏次郎随筆集 (講談社文芸文庫)

  • 講談社 (2002年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784061983113

作品紹介・あらすじ

大衆的英雄(ヒーロー)『鞍馬天狗』を生み出す一方、『パリ燃ゆ』、『天皇の世紀』で歴史の中の人間像を精緻に描いた大佛次郎。
折にふれて書かれた随筆は、多面的な文学活動の根っこにある、深い教養と批判精神に裏打ちされた人間大佛次郎の闊々とした人格の魅力を最もよく伝えている。
随筆集『屋根の花』収載の43編に、歴史紀行『義経の周囲』から10編を付す。

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉文士のお一人である大佛次郎さんの短編の随筆集。タイトルにある旅行に関するものだけでなく、同時代の小説家・文豪とのお付き合いの記録や、その方が亡くなったときの随筆などに書かれている意外な一面が面白い。また、「鞍馬天狗」の主人公である義経にまつわる人物についての短編は、もちろん想像で書かれているものもあるが、秀衡のミイラを見て書かれたものなどは、リアリティがあって急に親近感を覚える。義経本人の物語がより多面的に楽しめる感じ。難しい本が続いていたので、ゆっくりじっくり読めた。

  • 2015/12/25

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著者プロフィール

大佛次郎
一八九七年横浜市生まれ。本名・野尻清彦。兄抱影は天文学者。東京帝大政治学科卒業後、鎌倉高等女学校の教師、外務省嘱託を経て、一九二三年関東大震災を機に文筆に専念。『鞍馬天狗』シリーズで急速に支持を得る。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。六七年から死の直前まで朝日新聞で『天皇の世紀』を執筆。六四年に文化勲章受章。七三年没。生涯で五百匹の猫を世話したほどの猫好きでも知られる。横浜に大佛次郎記念館がある。

「2023年 『宗方姉妹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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