朽葉色のショール (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
3.13
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061983199

作品紹介・あらすじ

森鴎外の娘である著者が父に纏る様々なエピソードを記す。姉茉莉のこと、父を訪れた人々の素顔、身辺の雑事を始め鴎外を敬慕してやまなかった太宰治のことや中勘助の詩について、永井荷風と著者との関わりなど、鍛えられた見事な文章で綴るエッセイ三十九篇。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/0000215275

  • 森鴎外の次女である著者の父、姉、身辺、太宰や荷風等についてのエッセイ。著者は太宰と同じ年に生まれたそう。太宰が何故彼程森鴎外を敬慕していたのか今迄わからなかったが、この本に書かれていた。「太宰の『花吹雪』の一説に「この寺の裏には、森鴎外の墓がある。(中略)ここの墓地は清潔で、鴎外の文章の片影がある。私の汚い骨も、こんな小綺麗な墓地の片隅に埋められたら、死後の救ひがあるかも知れないと、ひそかに甘い空想をした日も無いではなかったが、今はもう、気持ちが畏縮してしまつて、そんな空想など雲散霧消した」という記述で。

全2件中 1 - 2件を表示

小堀杏奴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×