花筐・白雲悠々 檀一雄作品選 (講談社文芸文庫)

  • 講談社 (2003年9月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784061983458

みんなの感想まとめ

テーマは青春と美しさ、そしてその背後に潜む暗い感情です。短編の数々は、特に「花筐」において、視覚的に鮮やかな風景描写が印象的で、読者の心に強く残ります。少年少女たちの純粋さと同時に、どこか退廃的な雰囲...

感想・レビュー・書評

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  • 森泉岳士「うとそうそう」での大林宣彦監督の解説つながりで。

  • 『花筐』『母の手』『終りの火』『元帥』『白雲悠々』『光る道』全六篇

  • おいおい、「花筐」はスゲー短編だっての! わたくし、かなり、ショーゲキが、きました。その濃密で淫靡でいながら、花香り緑まぶしい美しい風景。まるで、目を閉じると、その美しく鮮やかな景色がそのままそこに広がるようで、とても、視覚的に、鮮烈な印象を残します。少年少女たちの青春小説のようでいて、だけどどこか暗く、退廃的で、あざとい描写は何もないのに、全編を通じてほのかにエロティックで、若き日の三島由紀夫がこの短編を愛読していたと聞いて、ああ、そうだろうな、と素直に納得した私がいました。うん。少年たちの描き方が、ちょっと、ドキッとするほど色っぽい。

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著者プロフィール

1912年、山梨県生まれ。東京帝国大学経済学部在学中に処女作『此家の性格』を発表。50年『真説石川五右衛門』で直木賞受賞。最後の無頼派といわれた。文壇きっての料理通としても有名。主な著作に、律子夫人の没後に執筆した『リツコ その愛』『リツコ その死』のほか、『火宅の人』『檀流クッキング』など。1976年死去。

「2016年 『太宰と安吾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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