戦後短篇小説再発見16「私」という迷宮 (講談社文芸文庫)

制作 : 講談社文芸文庫 
  • 講談社
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本棚登録 : 36
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061983502

作品紹介・あらすじ

夢、幻想、欲望の中に浮遊する「私」というカオス-さまざまな仕掛けで存在の謎と闇に迫る十一篇。

感想・レビュー・書評

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  • 講談社文芸文庫編『戦後短篇小説再発見16(「私」という迷宮)(講談社文芸文庫)』(講談社)
    2003.11発行

    2017.2.4読了
     最初の梅崎春生「鏡」から遠藤周作「イヤな奴」までは読みやすかったけど、高橋たか子「骨の城」から小川国夫「天の本国」までは訳が分からず。
     三田誠広「鹿の王」、小林恭二「磔」、森瑤子「死者の声」は読みやすかった。個人的には「イヤな奴」が面白かった。脳内イメージは「ちびまる子ちゃん」の藤木君(笑)。思わずクスクス笑ってしまうくらいの卑怯者で遠藤周作はこんな小説も書くのかと意外に思った。

    URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000004276046

    鏡 梅崎春生 著

    イヤな奴 遠藤周作 著

    骨の城 高橋たか子 著

    一人旅 吉田健一 著

    夢屑 島尾敏雄 著

    ユープケッチャ 安部公房 著

    家の中 中里恒子 著

    天の本国 小川国夫 著

    鹿の王 三田誠広 著

    磔 小林恭二 著

    死者の声 森瑶子 著

  • 「磔」、ナウい!
    <収録作品>
    鏡/梅崎春生
    イヤな奴/遠藤周作
    骨の城/高橋たか子
    一人旅/吉田健一
    夢屑/島尾敏雄
    ユープケッチャ/安部公房
    家の中/中里恒子
    天の本国/小川国夫
    鹿の王/三田雅広
    磔/小林恭二
    死者の声/森瑤子
    解説:富岡幸一郎

  • どの作品もとても面白かった。編まれたテーマが良かったのかもしれない。意欲的で手頃なサイズの作品が並べられていて小説の面白さを実感できた。印象的な作品、作家に沢山出会うことができた。

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著者プロフィール

円地文子(1905.10.2~1986.11.14)小説家、劇作家。東京生まれ。国語学者の家に生まれ、幼時より古典に親しむ。「ひもじい月日」で女流文学者賞。著書に『妖』『女坂』(野間文芸賞)『なまみこ物語』(女流文学賞)『朱を奪う者』(谷崎潤一郎賞)『遊魂』(日本文学大賞)『円地文子訳 源氏物語』(全10巻)がある。
佐多稲子(1904.6.1~1998.10.12)小説家。長崎県生まれ。26年、同人誌「驢馬」の同人(中野重治、窪川鶴次郎、堀辰雄など)と出会う。28年、「キャラメル工場から」を発表。プロレタリア作家として出発する。著書に『くれなゐ』『女の宿』(女流文学賞)『樹影』(野間文芸賞)『時に佇つ』(川端康成文学賞)『夏の栞-中野重治をおくる-』(毎日芸術賞)など。
宇野千代(1897.11.28~1996.6.10) 小説家。1921年、『時事新報』の懸賞小説に「脂粉の顔」が当選。36年、ファッション雑誌「スタイル」創刊。着物デザイナーなど実業家としても活躍。著書に『おはん』、『色ざんげ』、『或る一人の女の話』、『幸福』(女流文学賞)、『雨の音』(菊池寛賞)など。

「2014年 『個人全集月報集 円地文子文庫・円地文子全集 佐多稲子全集 宇野千代全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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