ショート・サーキット (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 45
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061984196

作品紹介・あらすじ

若くして父となったかれは生活のため配電工となった。都市生活者の現実に直面するうち三人の子供の父となり、妻はすでに子供たちのものになってしまった。今日も短絡事故(ショート・サーキット)が起こり、現場にかけつける-。野間文芸新人賞受賞の表題作に、海燕新人文学賞受賞のデビュー作「木を接ぐ」をはじめ、働くということ、生きるということをつきつめた瑞々しい初期作品5篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 文学

  • 電気工の仕事と生活が、かなり丁寧に描かれている。
    丁寧すぎて読んでいて苦しくなる。
    でも全く救いがない訳ではない。

  • 電気工事士が命にかかわる職業だということがよくわかった。人生色々という事を、様々な手法で皆小説にしていく。誰だって自分の人生の主人公だし、これが正解だと言える基準などない。なんて事を改めて考えてしまった。

  • この人は、もっと評価されていいと思うんだよね。

  • ひたすら電気工の話が続きます。
    常に何かが起きそうで、起こらないもどかしさが感じられます。

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著者プロフィール

佐伯一麦(さえき かずみ)
1959年、仙台市生まれ。仙台第一高校卒。雑誌記者、電気工など様々な職に就きながら、84年、「木を接ぐ」で海燕新人文学賞を受賞する。90年、『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、91年、『ア・ルース・ボーイ』で三島賞、97年、『遠き山に日は落ちて』で木山捷平賞、2004年、『鉄塔家族』で大佛賞、07年、『ノルゲ Norge』で野間文芸賞、14年、『還れぬ家』で毎日芸術賞、『渡良瀬』で伊藤整賞をそれぞれ受賞する。ほか著書多数。近著に『アスベストス』がある。

「2022年 『Nさんの机で ものをめぐる文学的自叙伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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