坂口安吾と中上健次 (講談社文芸文庫)

著者 : 柄谷行人
  • 講談社 (2006年9月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061984523

作品紹介

日本の怠惰な知性の伝統の中で、「事件」として登場した坂口安吾と中上健次。二人は近代文学の根源へ遡行しつつ、「自然主義」と「物語」の止揚を目指す。安吾は、自らを突き放すような他者性に文学の「ふるさと」を見出し、中上は、構造に還元することなく、歴史の現在性としての「路地」と格闘する。闘う知性としての安吾と中上を論じた74年から95年までの批評を集成した、伊藤整文学賞受賞作。

坂口安吾と中上健次 (講談社文芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • こういうふうに読むのだなぁ。

  • 中上健次が亡くなってこの8月で20年になる。この季節になると彼の作品を無償に読みたくなるのはそれだけではないのだろうけど。

    ここに収められた柄谷行人による「追悼・中上健次」は何度読んでも胸を激しく打つ。最愛の友を亡くした心の傷みが痛烈に表現されている。

  • この二人の作家が柄谷行人の作りだすものに何がしかの影響を与えているのは間違いないのだろう。
    自分以外の作家について書くのも突き詰めれば結局自分のことを書いている、ということになるんではなかろうか。

  • あちらこちら、記憶にあるようなないような。
    この版はまとめ版なので、なんだかなつかしいような気もしたという意味で。

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