STAR WARS ジャーニー・トゥ・最後のジェダイ ルーク・スカイウォーカーの都市伝説 (講談社KK文庫)
- 講談社 (2018年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061996618
作品紹介・あらすじ
銀河のカジノに向かう、一隻の輸送船では、ルーク・スカイウォーカーの噂話でもちきりだ。ルーク・スカイウォーカーに会ったことのあるベテラン乗組員の話に、若い乗組員が身を乗り出し、熱心に耳を傾ける……。ルークとはいったい何者なのか? ペテン師、スター・デストロイヤーを墜落させた魔法使い、宇宙の探検家、ドロイド奴隷の解放者、フォースについて学んだ者、それともエクソゴース (宇宙ナメクジ)の生態調査員……?
様々な都市伝説から、「最後のジェダイ」ルーク・スカイウォーカーの素顔が浮かび上がる!?
感想・レビュー・書評
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最後にこれ持ってくる?!
号泣。
ケン・リュウやっぱすげーわ。
んで、もう、ルークがルークだった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある輸送船に乗っている料理人、航海士、密航者、ドロイド等々の口から語られる、ルーク・スカイウォーカーに関する話で進んでいきます。彼らから見たルークはどのような人物なのか、ルークは英雄、詐欺師など語り手によって違った印象を与えるもので、様々人から見たルークの違いを楽しむことができました。
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SWは大好きな映画でVHSやDVDも買っているが、その小説を買うのは初めて。著者名ケン・リュウに釣られて手にしたが、楽しめた(^^♪
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ルーク・スカイウォーカーにまつわる伝説の数々を銀河の人々が語り合う異色の「スター・ウォーズ」スピンオフ。嘘か真か定かでない“神話”という体を採ることでひとつの出来事に史実以外の物語を多角的に創出し、撮影技法ら作品外の事情までユニバースに内包するフィクションとノンフィクションの壁まで取っ払ってしまった大変な問題作。この1冊で「SW」小説の概念を刷新した感すらあります。『EP8』公開前にその主題へここまで迫った作品が出ていた事実に驚きです。