- 本 ・本 (405ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062002417
作品紹介・あらすじ
野間文芸新人賞受賞
1982年秋 僕たちの旅は終わる すべてを失った僕のラスト・アドベンチャー
1979年 風の歌を聴け
1980年 1973年のピンボール
そして、1通の手紙から羊をめぐる冒険が始まった消印は1978年5月──北海道発
感想・レビュー・書評
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私のファースト春樹本。
こんな衝撃を受けた本は、類を見ないくらい。
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「ピンボール」は、直子が死に、僕は遠い街に出かけ、帰ってきた、というだけの物語であって、喪失感を相対化できていないように思います。
村上春...「ピンボール」は、直子が死に、僕は遠い街に出かけ、帰ってきた、というだけの物語であって、喪失感を相対化できていないように思います。
村上春樹を読んでいると、何より作者が物語を欲していると感じます。本作で作者はその必然性を得たのだと思います。
2013/04/28 -
>yuuさん
この物語は誰より、作者村上さん自身のために書かれたような気がしました。
私は『ノルウェイの森』のラストがとても印象的だと思った...>yuuさん
この物語は誰より、作者村上さん自身のために書かれたような気がしました。
私は『ノルウェイの森』のラストがとても印象的だと思ったのですが、この作品のラストも、それに近い印象を抱きました。2013/04/29
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高校生の時に図書室の本棚でタイトルだけで読んでみようと思った本。それから30年、村上春樹を読み続けることになるとは思わなかった。私の初村上春樹作品。
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1982年12月10日 第三刷
発売当初読んだものの再読。もう理解する能力は無くなってしまった。 -
耳の女と写真登場の序盤までは面白く読んでいたが段々、だんだん飽きてきてしまって読むのが続かなかった。とりあえず読破した感じ。そのうち再読してみる。
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久々に読み返した。
なんだか分からないけど良いと思う。現実のような非現実のような感じ。 -
処分する前に読む母の村上本 その⑥
デビュー3部作の完結編とは知らず
30年前に初めて村上春樹と出会った本作は衝撃的だった
年を経て順番にデビュー作から読み直す
読み終えて感想を書こうとすると何も思い浮かばない
けれど読んでいる時間が無性に楽しい
他の方のレヴューを読むのも楽しい
この3部作で登場する「故郷」は 村上春樹が過ごした
芦屋~神戸の阪神間であると言われている
港 工場地帯 バー 坂道 など なるほどと思うものの
あまりピンとこない
東京の地名はわりとはっきり書くのになぁ
故郷のことを書くときはけっして地名を書かない
村上春樹の作品に頻繁に出てくる「サンドイッチ」
読んでいると無性に食べたくなる
神戸に「村上春樹も絶賛のサンドイッチ」があるらしいので
一度行ってみたいものだ -
2015年の締めは村上春樹。
大事な人からいただいた本なので大切にゆっくり読みました。
まどろっこしいくらいの状況描写。
抽象的な会話。
何処までもクールな登場人物たち。
美味しそうな料理。
不思議な展開・・。
いかにも村上春樹!!
ラストのジェイとの会話でちょっとジンときてしまいまいた。
やはりシリーズものは続けて読んだ方が入り込めるなぁ。
年が明けたら「ダンスダンスダンス」図書館で借りようっと♪ -
10年ぶり2回目の読了。
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40年前の作品とは思えない、古さを感じさせない面白さ。もちろん、その当時の描写なので、昔の話なんだが、人の心の部分は変わらないんだな、と。ちょっといろんな比喩表現が一生懸命入れてる感を感じて、若い時の作品だからかな、と思ったり。村上春樹作品を読んだあとに感じる、この後どうなったんだろう、というのは、本作でもちゃんと感じた。
著者プロフィール
村上春樹の作品





