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- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784062008457
感想・レビュー・書評
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久々に司馬遼を読んだ。
最近、中国、朝鮮(韓国+北朝鮮)間との関係が難しい状態になっているので、政治を抜きに各々の歴史上の関係について自分なりに整理しようと思い、まず書名に引かれた。各国を代表する作家(日本:司馬 遼太郎、中国:陳 舜臣、朝鮮:金 達寿)を鼎談形式にしてその相違を明らかにしていこうとする試みであるが、若干お互いが遠慮しあっている印象が残る。しかし、今まであまり知らなかった中国、朝鮮の歴史上、日本が重要な役割を持った出来事などについての情報は豊富に手に入れることができたので、ブートストラップにしよう(世界史の授業では習ったような気がするが、印象が低かった。東学党の乱が気になる)。まったく関係ないことであるが、あとがきで各者が簡単にこの鼎談について述べている中で、金 達寿氏の文章が漢字とひらがなの使い方として私がこのようにありたいとしている形式をしていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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