- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062035156
感想・レビュー・書評
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仕事が忙しい時期というのもあったけど、読み進められなかった…いったん保留で。
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映画
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以前にも書いたように、
ノルウェイの森はぼくにとって
11月〜12月にかけて読む小説です。
ほとんどそれ以外の季節には
見向きもされないのですが、
なぜか11月頃になって冬の
訪れを肌でひしひし感じはじめる頃に
いつも読みたくなるのです。
ノルウェイの森
でも今年は発表年順に村上春樹を読む。
と決めてしまったので、しぶしぶながら
3月に読んでいます。
ノルウェイの森
3月に読んでみてどうだったか?
そんなの3月に読んだって大変
良かったです。陰鬱な予想は
見事に良いかたちで裏切られ
3月に読んでも星5つです。
やっぱり良い本はいつ読んでも
良い本です。
ちなみにこれで通しで読むのは
5回目ですけど、ほんと出会えて
良かった一冊です。
そして5回目の下巻へ…
読むのにかかった時間:3時間
こんな方にオススメ:冬がすきなひと -
持ち寄った孤独は、決して傷を癒さない。
「死」は生きる者の中に影を潜め、その人を食らう。 -
この本も初めて読んだのは中学生の頃。刺激的だと感じてしまって少し怖じ気づきながら読んだ記憶だったんだけれども、改めて読んでみたらそんなこと全然なかった。というのはまあどうでもいい話で、わたしにとって重要なのは、この本の登場人物が大学生であること、そしてこの本が村上春樹曰く『極めて個人的な』小説であることの2点。全てが実際の出来事と思うほどわたしは村上春樹が抱く物語への思いを軽視してはいないけれども、うっすらとベースになっているものはあるはずであって、わたしはその中に村上春樹とまたその周辺の人々がわたしと同じくらいの年齢のときに何を考え何を感じながら生きていたのかということを読み取りたくて必死になった。けれども結局そんなことは無意味なのかもしれない。
再び読んでみた感想として、著者が100%の恋愛小説と言い切っているけれどもそれでもなおわたしには恋愛小説とは到底思えない。この本が抱える要素を最も的確に表現するのに最適であったのが恋愛だった、んだと思ってしまった。でももしかしたら村上春樹はそんな次元で小説を書くひとではないのかもしれない。そう考えてしまうのは、わたしの小説を読みそれについて考える力が圧倒的に低い、ということの裏付けかもしれない。
とか色々考えてしまうけれども、普通に物語として極めて面白いので、さっさと下巻読みます。 -
確か、以前に読んだことがあるはずだけど…な感じで読み進めているうちに、上巻が終わる頃にはそれが確信に。
ここまでは、まだまだこの後の展開に期待、って感じ。 -
村上 春樹さんのベストセラーで、ゆっくりよんでみたかった。
読者の方には、二分化されるだろうなと感じました。
それにしても、切ないお話でした。
録画済みの映像が何だか楽しみです。