ノルウェイの森(下)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 337
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062035163

感想・レビュー・書評

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  • 直子とワタナベ君だけでなくて、
    レイコさんも、
    緑も、
    永沢さんも、
    ハツミさんも、
    みんなそれぞれが問題を抱えてる。

    緑が「どれくらい私のこと好き?」て聞いたときの、
    ワタナベ君の返答がとてもすきです。

    以前に読んだときよりも、
    緑のことが可愛いくおもえるのはなんでだろう?

  • 読み返すたびに違う印象。

  • p167「自分に同情するな」と彼は言った。「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」


    直子と離れ、緑と通わし、ワタナベは大人になり、そして。

    死を扱う小説として、生を扱う為に性行為は外せないものなんだろうな。下巻は緑の会話が官能的(笑)
    p46「(前略)『駄目よ、本当に駄目、そんなに大きくて固いのとても入らないわ』って」
    「そんなに大きくないよ。普通だよ」
    にはなんとなく吹いてしまったwwww


    でも結局、直子がワタナベを愛していなかったと言いきれるんだろうかと考えてしまった。
    ワタナベは幸せになれるのかな。これってハッピーエンドなのかな?

    上巻冒頭の「穴」の話を読み返したいけど図書館に返しちゃったからない。
    きっと、みんな、それぞれ「穴」に落ちて行ったんだろうな。
    まずキズキが落ち、直子が落ち、そしてワタナベはその「穴」の中でじわじわと死へ向かっているんじゃないか。


    もう何回か読み直さないと話が私の中でまとまらない繋がらない…。難しい話でした。


    p258「僕は今どこにいるのだ?」

  • 一気読み
    村上春樹は苦手と自覚しながらも読み進めてしまう。
    最近の作品よりは読みやすい。
    性描写には辟易する。
    言葉の選び方は好き。

  • 交差しては消えて行く。

  • 古い読書履歴より。

    1960年代後半に青年期を過ごした「僕」が、高校時代の親友キズキやその彼女の自殺(すなわち 死)を、受け止めて立ち直り、生きることを手負い覚悟で遂行していく。

    同名の曲が、ビートルズにあると聞いた。ぜひ聞いてみたい。
    (※近年、映画化された折に、ずいぶんテレビで流れましたねCMで。)

    「生きる代償」を払うことが、すなわち「大人」として生きていくことだ、と教えられた一冊。
    限りなく退廃的なのに、ハッピーエンド。若き時代の村上文学は、なんだか青臭かった。

  • 初めての村上作品です。
    内容が深すぎて、読了後もいまだ答えのない曖昧な世界を漂っています。
    この本の中に何か自分なりの確信を持ちたくて、私はまた手にとって読む日がくると思います。

  • ☆この本は熊本大学附属図書館中央館にあります。 
     請求記号 913.6 Mu,43 (2)

  • 主人公の気持ちは理解できるし,自分も似たような感覚で生きていた時期もありました.
    でも,そこにいつまでもとどまっていてはいけないと最近は感じます.
    自分の過去や内側と十分に向き合った後は,その成果を自分を慰めることに使うのではなく,自分の外に働きかけることに使うのがいいと思います.
    作品の最後の最後に,主人公は一歩外へ踏み出す勇気を持てたのか,それともまた内側へ引き返してしまったのか,私にはわかりませんでした.
    著者の作品の評価が高い理由が,自慰の安心感だけで無いことを願います.

  • 突然の死、沈黙、模索、セックス

    今自分の置かれている場所が
    わからなくなる
    そんな感覚

    最後の数行で春樹は何を伝えたかったのか
    どうしても孤独な群衆という言葉しか
    見当たらない。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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