タマや

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著者 : 金井美恵子
  • 講談社 (1987年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062036153

作品紹介

崩壊した家庭、というか変則的家庭で育った孤独な登場人物たちが、よるべのない魂をひそかにいたわりあう様、あるいは、伝統的な物語世界にさえ属せない浮草のような登場人物たちのそれぞれの生き方は、一見、浮薄で虚しいようですが、浮薄であればある程、それは苦いものである。よるべなき孤独な魂と奇妙な友情をしなやかな感性と軽妙な文体で描く。連作長篇。

タマやの感想・レビュー・書評

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  • 本日、ゆるい読書会の部活動、映画部で
    ゴダールの「女は女である」を観ます。
    http://smcb.jp/_evs00?gid=10318&eid=327195&tr=mp_60


    私がこの映画を知ったのは、この小説からでした。
    文庫版は表紙が変わってしまったようですが、
    単行本の表紙のアンナ・カリーナの魅力的なこと。

    金井美恵子は中身もさりながら、まず文体に惚れた
    数少ない作家です。
    非常に味のある文体なんですが、翻訳は難しいだろうなあ・・・

    ン十年ぶりに読んだんですが、なにせ気に入っていた話なんで、あちこちに覚えてる文章が散見されて、なんか懐かしさいっぱい。アレクも夏之も恒子さんも・・・・
    相変わらずみんないい味出しとるわ ^^;

    目白4部作もいいけど、私はこれが好きですねー

  • 「目白シリーズ」の早い時期のものだろうけれど何作目かなと考えていたら文庫版の「わたなべとしみち」さんの感想に「二作目」とあったのでやはりそうかと思ったのだった。バブルに入る前の時代だから何となくのんびりしていて、定職のない若者もなんかしら食べて行けて、猫まで飼えるのだった。しかしツネコといい、夏之の母といい、勝手にこの世を渡っていける人はうらやましいなぁ。

  • 2009/8/12購入

  • 表紙のすばらしさに魅せられて購入。山田宏一撮影のアンナ・カリーナの写真。金井の作品の一面(スノッブなところ)をついていると思う。もちろん内容もすばらしい。文系少女の小説。このような本を読む人が増えればいいな。

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