占星術殺人事件

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 37
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062038591

作品紹介・あらすじ

密室で殺された画家が遺した奇怪な遺言状。その内容通りに起こった若い女性の連続殺人…。名探偵・御手洗潔初登場。

感想・レビュー・書評

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  • 推理。家族。芸術家。人形。東京。京都。大阪。家族バラバラ殺人事件が凝り過ぎててずーっと謎解きにあれやこれやしてて疲れる…と思ったけど、人を描いたところはほろりとくるものがあった。

  • 冒頭部分から暗く、重く、難しく、この調子がずっと続くならそうとう読むのが大変だと思いました。御手洗さんや石岡くんが登場してからはもー少し軽いけど、やっぱり読んでて難しいって感じる…(´Д` )
    謎を解説してもらえればなんてことないのですが、細かい状況説明に踊らされる感じ。それが凄いんですけど。
    しかもこの本昭和50年代に出てるとか、驚きです。

    謎に関係ないところで、御手洗さんの奇行にビビります。突然叫んで走り出すとか、怖いです(^^)

  • 読者への挑戦状が出てくる類の推理小説はあまり好ましくない。この本は二度も挑戦状が出てくる!

  • シャーロックとジョンのようだと聞いて。
    探偵小説は、いかに探偵を好きになれるかですよね。御手洗は面白かったです。解決時の奇行が阿呆すぎてwww名前にコンプレックスってのは……考えたことなかったけど、現代的表現をすれば『トイレきれい』ですもんね……。

    キーワードは発送の転換、ですかね。御手洗が何度も繰り返す通り、分かってしまえばなんてことはない。

    大好きな京都が出てきて脳内プチ旅行ができたので幸せであります(*´∀`*)

  • 本格推理という世界・・・・・って、この方の場合「新」がつくんだったか・・・?
    に入りこんだのは、これが切っ掛けでした。
    特に御手洗潔シリーズは物凄い厚さの割りに本編にたどり着くまでの膨大な道のりが・・・・・・・・w


    残念ながら好みとしては最近の作品はちょっと物足りなさを感じてしまうのですが、
    思いで深い一冊として。

  • 島田荘司さんのデビュー作。有名でいつか読んでみたいと思っていたが、ようやく図書館で借りました。
    導入でちょっと手間取ったものの、先が気になり結局1日で読了。
    某漫画を先に読んでいたので、驚きが半減したのは残念。

    2007年11月11日

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著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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