学生時代に何を学ぶべきか

制作 : 講談社 
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感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062038959

感想・レビュー・書評

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  • 大学での時間をどう使うべきか不安になってきて、手に取った。
    随筆集のような本で、いろいろな大人の考えに触れられた。どれも面白く、飛ばすことなく読み進めた。文集を読むのは最高に楽しい。一つのお題に皆が各々思うことを端的に書く。一人の人の思想に偏ることなくいろいろな考えを楽しめるし、往々にしてある程度文字制限があった方が、エッセンスの濃縮した価値ある文章を読めることが多い。しかも、この本ではその書き手が皆著名な方らしく、文が上手かったり参考にしたい人生を送っていらしたりするため、深い。

    初版は1988年だが、今どきの意識高い系の自己啓発本(← なぜか煽られた気分になる……)より、真実味があるというか、落ち着く感覚があった。

    霍見芳浩さんの『他流試合の極意を』(p. 98~)、下重暁子さんの『内省の日々』(p. 195~)、神谷不二さんの『いつでも、どこでも通用する人間に』(p. 224~)、富山典彦さんの『大いなる迷いの時代』(p. 306~)、若宮聖史さんの『時間過得真快 スージェンクオダヂエンクアイ』(p. 312~)、山根一眞さんの『「すべきリスト」ではなく「したいことリスト」で』(p. 316~)、黒木香さんの『顰蹙は今が買いでございます』(p. 338~)が印象に残った。

    ひとつ思ったことは、私は、今持て余しているエネルギーを、変に受け流したり、逸らしてしまってはいないだろうかということだ。
    たまに、将来が不安になったり、音楽や踊りに感動したりして、ひとりで堰を切ったように泣くことがある。もしそのエネルギーが、(束の間の)自由を与えられた若さによるものだとしたら、もっと真っ向からぶつけて生きてみてもよいのかなと思った。
    それから、大きな夢を語れるようになりたいと思った。今は結局、平均やや上程度の年収があるか、東京都内で勤務できるかを確認しつつ、無難な就職先に4年で辿り着ける道を模索しているだけだ。学費を出し家事をしてくれ、陰に陽に支えてくれる両親が私に与えようとしてくれる道を、踏み外さないよう歩いているだけだ。私の甘えもあるだろう。ただ、それにしても、時間の使い方、精神の満たし方が下手だ。
    今の私は、夢を豪語したりホラを吹いたりなど、とてもできない。思いつかない。まあ、正直なところ楽しくないのだ。自分で言うのもなんだが、幸せそうでない。自分の人生を、自分のものとして、やり切ったと感じることができないし、これからもそう感じられなさそうである。大変に恵まれた環境と肩書きを持ちながら。

    残り2年半、就活まであと1年半の学生生活、「師」と「友人」との関わりを大事にして、「本」を多読・乱読しようと思う。
    というより、専門の外国語であれなんであれ、「変人かも」とか思わないで、「ハマったらとことんハマれ」「あるはずのエネルギーを、今どきの学生の白けた冷静さに同化してそらすな」と自分に言いたい。それから、スマホの電源は基本的に入れないで、孤独の深みを味わってみるべきだと思った。そこで本を読んだり音楽を聴いたり舞台を観たりしたらいい。周りと同じでないことを気に病んでないで「どんどんやれ」と言いたい。

    もう少し熱くなればいい。
    もう少し自分の意志を持って生きたい。
    どんな感情でもどんな分野でも、深く濃く浸ってみるべきだ。
    そうしたら、学生生活はとりあえず充実はするだろう。私がのめり込むものが世間的に見てキラキラしているかは別として、後から振り返ってみれば、「いきいきしていた」という感想にはなると思う。

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    「学生時代のいいところは、責任がないことなのだ。何の評価も気にせずに、徹底してものごとを追求できる。こういうチャンスは、大学を一歩出たら定年まで二度とない。」
    「学生時代に遊んでおけ、というのは、六本木で遊びまくることだけではないと思う。学生時代に首をつっこんだもろもろの分野、気がふれたように熱中したことの数々。」
    「あなたも、気がふれたように徹底的にやって下さい。」(p. 320)

  • 途中で挫折してしまった。

    この本を読んで、国際人になるためには自国だけでなく他国の歴史を理解することが大切だと知った。他人の痛みに寄り添えなければ真の国際人にはなれない。

    そのことが知れたのでよかった。

  • 大学に入り、書店にて平積みになっていたのが目に留まり購入した1冊
    4年間をどうすごすか・・・

    ただ時間をやり過ごすのはもったいない、意識を持った行動が大事

    この本は、自分を一度立ち止まらせてくれ、じっくり考えることを示唆してくれました。

    85人の著名人がガチで語ってくれる学生時代の過ごし方は、学生になったときに目を通すとなんらの

    インスピレーションをえることができると思います。

  • 私がこの本から読み取った学生時代にすべきこと
    ・変な言い訳をせず、やってみること、打ち込むこと
    ・内省すること、考えること

  • <閲覧スタッフより>
    大学教員が学びのおもしろさを語った本、学生がゼミや授業で学んだ成果をまとめた本を集めました。大学での学びがよく分からない方、さまざまな学びに興味のある方、ぜひご覧ください!
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    所在記号:159.7||KOD
    資料番号:20008167
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  • 85人からのメッセージ

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著者プロフィール

話題の女性を写真集クオリティとボリュームで特集するバズガールマガジン、WHITEgraph

「2022年 『WHITE graph 009』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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