- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062041225
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
再読
-
何度も読んだけれどこれが初の感想。
この作品を読むことで自分の思考を一旦保留にしてこの作品で流れている時間に没頭することができる。それが小説を読むの大きな理由の一つなんだろう。好戦的で何かと面倒な日常を一瞬でも忘れさせてくれ、読み終えた時に清々しい気持ちにさせてくれる。小説から何か答えを得ようとする人がいるけれどそれは小説に期待するものではない。そんなことを思いながら読んだ。
下巻に続く。 -
いるかホテル、羊男。
めまぐるしく移動する世界の現実。
それは果たして現実なのか? -
あなたってちょっと変よって言われたい
-
感想は下巻。
-
いるかホテルに興味しんしん。
名前忘れちゃったけどあの子の耳の力とか、、、
いるかホテルとか、、、、
でも、ピニャコーラダも、、、、
よくわかんないけど、ずるずる引き込まれる物語! -
猫が死ぬところから始まる。相変わらず巻き込まれ型人間のぼく。でもこの作品の辺りから春樹の雰囲気がちょっと違ってくるような・・・?私はそんな気がします。
すごく好きです。 -
初村上春樹。
今までも読もう読もうと思いながらなんとなく敬遠してた。
図書館に上下そろってたから借りてみた。
-
完全にどっぷり浸かった。
学生時代に読めてよかった。 -
大好きです。
-
『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』の初期三部作の続編に当たる作品。学生時代、この作品の一節を現国の小説の問題集で読んで村上春樹にハマりました。
-
好みで言えば、これが一番。 キャラが立ってます。
-
鼠シリーズ完結編。饒舌な文章が心地よい快作。様々な奇妙な人物を通して語られる喜びや悲しみにはリアルな重さが感じられ、他のどの作品よりも「人間味」のある長編であると思う。
-
私もうまく踊りたい。
-
是非『羊』とセットに読んで欲しい!
テンポが良いのと『羊』ワールドを引きずって行く力で読めば本当にあっという間です。
ミステリじゃないから犯人がわかるとかねたが分かるとかそういうところで捉えたら面白くないと思う。
ハワイでの骨のところはほんとうにぞくぞく来ます。 -
村上春樹の中で何が一番好き?と聞かれたら、コレと答えることにしている。
-
個人的には「ハードボイルド」と並ぶ村上作品の最高峰かと。ただ、登場するキャラクターが好きなのかも。
ユキフェチだし、五反田くんの気持ちもよくわかる。
でも村上春樹よむならノルウェーから入るほうがベター!?はじめからこれに慣れると・・・あとが辛い・・・かも。 -
村上春樹氏の作品は、極端にいえば少し気取った口調で勧められるが、この作品は特にそうだと思う。それは決してマイナスではなく、むしろこの複雑な表現がスムーズに描かれ、読者にもスムーズに入ってきてとても気持ちいい。
そしてこの作品は、「僕」が実に様々な女性と関わっていく。ここまで男女の関係を気持ちよく神聖に描く男性作家はいないだろう。