矛盾を活かす超発想

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062041515

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  • 発想とあるが発想法の本ではなく、矛盾を如何に己に内包するかの本。
    あ≠い、でも、あ=い。
    そとそも「あ」と「い」を別のものと捉えるのが正しくない。いや、この正しくないという考え自体も正確じゃない。
    あでいるためにはいでないことが必要とされることはあでいるためにいが必要。
    一元論。
    発想法の本ではないが、考えるという上では良いアイデアを受けた。
    正しさ悪さに拘らない。

  • 「発想法」というか矛盾に関わる「哲学」を語っているような内容、特に話が宗教(仏教??)じみている。
    話が脱線することが多く、全体として話にまとまりがない印象。また話が抽象的すぎて内容がぼやけている。なんとも捉えどころのない本。

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著者プロフィール

1927年(昭和2年)、三重県に生まれる。名古屋大学工学部電気学科卒業。工学博士。東京大学教授、東京工業大学教授を経て現在、東京工業大学名誉教授、日本ロボット学会名誉会長、中央学術研究所講師を務める。ロボットコンテスト(ロボコン)の創始者であるとともに、「不気味の谷」現象の発見者であり、約五十年にわたって仏教および禅の勉強を続け、仏教書の著作も多い。紫綬褒章および勲三等旭日中綬章を受章、NHK放送文化賞、ロボット活用社会貢献賞ほかを受賞する。おもな著書に『機械部品の幕の内弁当─ロボット博士の創造への扉』(オーム社)、『今を生きていく力「六波羅蜜」』(教育評論社)、『親子のための仏教入門─我慢が楽しくなる技術』(幻冬舎新書)、『退歩を学べ─ロボット博士の仏教的省察』『仏教新論』(ともに佼成出版社)等があり、共著に『ロボット工学と仏教─AI時代の科学の限界と可能性』(佼成出版社)がある。

「2023年 『般若 仏教の智慧の核心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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