青春の門 第二部 改訂新版 自立篇

  • 講談社 (1990年2月26日発売)
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  • 本 ・本 (486ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062047524

作品紹介・あらすじ

激しく燃える季節
筑豊の山河をあとに、ひとり上京した伊吹信介を迎える大学生活と東京という未知の世界。信介は青春時代のただなかで、苦しい日々にもめげず、熱い友情と異性への想いをはぐくみ、自らを賭ける夢を追い求める。

あの時代は、もっと熱く生きていた……。たった1度しかない人生を、悩み、苦しみ、彷徨い生きる若者たち。そして目覚めゆく青年の性と友情。みずみずしい魂の昂揚と愛をヒューマンに描く戦後最大のロングセラーの第2部。

感想・レビュー・書評

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  • いつの時代も、勉強もせずに女のことばかり考えている大学生って多いんだな。あと、格好つけるため、なんでもかんでもそれにこじつける何らかの思想、という存在にも時代を超えたものを感じた。
    気の小さそうな相手とは喧嘩するな。臆病な奴が恐怖から夢中で人を刺したりする。喧嘩をしなければならんときは、負けろ。相手を選んで慣れたプロとやれば、うまく適当に負かしてくれる。
    というのになるほど!と思った。とにかく面白い!

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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